呼び名が変わった日

今日も好きな場所で、日向ぼっこ。
こんにちは。
「地域猫」です。

１つ前の記事のつづき。
今日も「あの子」と仲良くなるまでのお話。

やっと連絡先を交換

外出をきっかけに話す機会は増えたものの
仕事以外の絡みもなく、時は過ぎ
気づけばクリスマス時期になっていた。

「あの子」から話しかけて欲しくて
「あの子」と話がしたくて
その頃の「地域猫」は年甲斐も無く
期待を胸に廊下を無駄にフラフラ歩く。

2人でランチした時から5ヶ月くらい経った頃。
どっちから近寄っていったのか覚えてないけど
「今度ご飯行こ！」って話になって
年末年始の休みに入る前のタイミングでやっと連絡先を交換。

話す度に「あの子」の存在が気になって
見つけると自然と笑顔になってして
この頃、話していると嬉しくなっている自分がいることに気づき始めたんだ。

はじめてのプライベートを共有

年内最後の仕事を終えてから
2人ではじめて過ごすプライベートの時間。

仕事の話
今までの話
恋愛の話
「あの子」をどんどん知っていく。
そして、知るたびに
「もっと知りたい」と思ってしまう。

本当のことを言ってしまえば

もう、この時には
「このままでは好きになってしまう」
って気づいてた。だから、

「好きにならないようにしなきゃ」って
その時に思ったんだ。

だって、この頃はまだ
「あの子」にとって「地域猫」が恋愛対象になることはないと思っていたから。

あの子の膝の上に乗せてもらえた日

長針が何周しているか気にならないくらい
2人の時間は楽しくて
外を見ればそこには月が輝いていた。

そんな時、
「呼び方何にしよっか」

そう言って、無邪気に距離を縮めようとするからビックリした。
でも、本当はすごく嬉しかった。

そんなこんなで、
「あの子」から「ちぃ」
「地域猫」から「みぃ」

2人の呼び方が変わったと同時に関係性がグッと近づいた日
それは、2022年の終わりを迎える頃の話。


今日もまた
フラフラといつもの道を歩いてく
またね。