読まなくていい日記@12日目─豆苗にょきにょき─
日記をつけるのが億劫な日がある。今日とかね。早く寝たいけどなんやかんやでこんな時間になってしまった。
ちょうど一週間前に買った豆苗がだいぶ育ってきた。お弁当のおかずに使った豆苗を再収穫できないかと計画中だ。
毎朝せっせとお水を換えていたけれど、稀に水換えを忘れた日なんか「あの子は私がいないと生きていけないのに……!」という謎の罪悪感に襲われた。でも全く影響なかったっぽい。
パッケージに書いてある説明によると、2週間ほど経てば収穫できるらしい。今でも収穫できそうだけど、確かにまだ少し茎が細い気がする。これからもっと立派に育っていくのかしら。「我先に!」とニョキニョキ育っていく豆苗にどんどん愛着が湧いてくる。
今回豆苗を育てて気づいたこと。
「見た目が綺麗な野菜(果物)を育てるのはとても難しい」ということ。
スーパーで売られている豆苗は、当たり前のようにビシッと真っ直ぐな姿勢で袋に詰められているが、いま私が育てている豆苗は、「ぐにゃり、へにゃり」となんとも愉快な腰曲がりになってる。あっちを向いたりこっちを向いたり、先生の話を全然聞いてないクラスみたいだ。
野菜を真っ直ぐに育てるのも、皮をピカピカのまま育てるのも、身を大きくするのも味を甘くするのも、すごく難しいことなんだろうなぁと思った。
たかが、豆苗の水を換えてるだけなのに、そんなことまで考えてしまった。
あと一週間でどんくらい育つのか楽しみだ。
明日もお弁当作らなきゃいけないから早く寝よう。おやすみ。
すもやま