最近怠惰なので、自分の努力能力について分析
こんばんは、ももすです。
今日は珍しく恋バナではないですが、彼氏もちゃんとでてきます。相変わらず好きな人に影響されやすい人間です。
私は試験の多い学部に通っている。
試験に合格しないと進級できないので、誰しも一定レベル以上の勉強は必要だ。当然学年順位も毎年出される。
よって、「成績が良い=優秀な生徒」という世界である。
そんな世界で長年過ごしてきた経験から、成績優秀な人には2パターンいると考えられる。
1)コツコツ型
女性に多い傾向。
普段は多くを語らない温厚な人が多いが、実は内に熱い想いを秘めている。私の高校の親友はいわゆる「努力できる天才」であるが、どちらかといえばこのタイプ。
2)集中型
男性に多い傾向。
このタイプの多くの人は、テストが終わったら蓄えた知識が数日後にはfly awayする傾向が特に強いと思う(私の経験上)。まれに後々までよく記憶している人もいるが、大体問題児である(サボり癖があったり、常軌を逸する飲み会大好き人間であったり、異性関係の噂が良くなかったり)(偏見)。
仲の良いAちゃんは集中型の一人である。Aちゃんはその日の気分で実習をかなりサボる。音楽への熱量が高く、バイオリン・ギターなど演奏に多くの時間と熱量を懸けている。しかしテスト前に一緒に勉強して感じたのは、おそらくインプットと同時にアウトプットをする習慣の持ち主なので恐ろしく吸収率が高い。以前、「ももすは勉強中ずっと集中していて偉いよね」と言われたが、とんでもない(私は集中しているフリをして実は思考がトリップしている瞬間も沢山あって、集中力が低いと自負している。その証拠に私は成績が良くない)。よって彼女の集中力の高さと、スイッチの切り替えの方がもはや天才的だと思う。テスト直前限定なのだろうけれど、それでも成績上位者なのだから相対的には十分量の努力をしているのだ。
どうしてこんなことを考えるようになったのか。
1つ目は、自分の成績不良をいい加減無視できない時期になってきたからである。
勉強は質×量であり、質が良いに越したことはないのだろう。そうすれば絶対量は少なくて済む。よって勉強以外の余暇にも時間を割ける、充実キラキラ人間になれる。(もちろんこんな風に一筋縄ではない部分もある)
しかし質と量、どれくらいの配分が正解か、なんておそらく存在しない。そして質と量をかけた値が合格に達しなかった人が進級できない、ただそれだけの世界なのだと思う。
昨年、私より勉強の質が低い(≒要領が悪い)と感じる友達が進級できなかった。優しくて真面目な子であったので、頑張って勉強していたのだろうと思う。しかし彼女は自分の勉強の質に見合う量が足りなかった、留年した原因はそれ以上でもそれ以下でもないのであろうと推測している。
2つ目は、彼氏が成績優秀だから。
同じ学部だが大学の偏差値も学内順位も彼の方が圧倒的に上位。
彼はどちらかといえば集中型タイプだと思う。つまり勉強の質が高い。
彼が勉強している横で過ごしたことがあるが、約5時間、私の方をチラリともせず黙々とPowerPointを作っていたことがあった。私が彼の立場であったら気が散ってしまって無理である。(自分の常識の中では、付き合いたてカップルの所業ではない)
そして音楽や運動などの趣味を継続し、就活と卒業試験同時攻めの多忙でストレスフルな時期に、彼女(私)まで作っている。
彼のような成績上位者は、「質が高いうえに量もこなせる」という「努力型の天才」タイプなのだろう。
そんな彼の周り(今は大学、来年からは就職先)は頭脳明晰な女の子ばかりであるのは事実である。隣にいるのが今の私のような成績不良の女でいいのか、いや良くない!
いつかうんざりされる時が来るかもしれないし、何より私自身が胸を張って彼の隣に居ずらい。彼から愛されているという自信を持てない理由の一つになってしまう。つまり自分で自分の首を絞め、生きづらい世界を作ってしまう。
ではコツコツ型でも集中型でもない私はどうすれば良いのだろう。
まずはつべこべいわずに量を増やすしかないと思う。
テスト直前期に自分なりに量を増やしても、他の人より質が劣る分、ガッツリ追い込めなくてゴール前でごぼう抜きされる運命なのだろう。今までの試験は出題範囲が狭かったからそれでも通用した。しかし来年以降の試験は常に全範囲となるので通用しない。だから直前よりもっと前から計画的にコツコツやるしかない。つまり、無理やりにでもコツコツ型になる泥臭い道しかないのでは。
次に質を上げる。
質を上げる方法はいくつか思いつく。
しかし時間がかかるし、質はここ20年ちょっとの人生で少しずつ培われたものであるから、ちょっとやそっとじゃ変わらないと思う。
・集中しやすい時間帯(朝)に勉強する
・瞑想で脳の筋トレをする
・集中しやすい場所でやる(私の場合、自室<カフェ・ファミレス・大学)
・運動習慣をつける(30分のジョギングを週2回、3か月続けるだけで遂行機能が上がるという研究結果がある)
・食生活を整える(消化器官をきちんと休め、その分栄養と酸素が豊富な血液を脳に送る。空腹時に作用するホルモンは記憶能力を上げ、1回の学習で長期記憶に結びつけやすい、という研究結果がある)
あとは、今までの私が何とかここまで来れたのは自分の努力というより、両親が投資してくれた環境と運のおかげだと思っていることも影響している。それはある程度事実だと思う。私は自分の能力値以上の評価や待遇を受けることが多い人間であると思う経験はいくつかある。
だから、勉強という分野に限らず、努力する人間に強烈な憧れを抱く一方(≒学歴厨)、「自分の努力」を舐めている。自分の努力はきっと報われないのだと、無意識に自分の努力を信じず軽んじている気がする。
今日はここまで。
とりあえず今日は2時間勉強頑張ろうね、自分。