挑戦してよかった!〜山暮らしの間にデジタルデトックスを試してみた体験談〜
わたしのすもも荘の過ごし方
こんにちは。すもも荘広報部のちえです。
10月に入っても「熱中症予防情報」が流れてきて、秋と夏が行き来する最近ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
すもも荘にはクーラーもテレビもありませんが、滞在中は快適に時間が過ぎていくのを感じて、また帰ってこよう。と帰りのアルピコバスの中で、特急あずさの中で寝こけながら思っています。
さて、今回はデジタルデトックスのお話し。
スマートフォン、お持ちですか?この文章を読んでいただいているということは、何かしらの電子機器からインターネットを通じてアクセスしていただいていると思います。こうやってすもも荘について、乗鞍について、信州や松本市についてお届けするのにはとても便利です。
私はスマートフォンとタブレットとノートパソコンを日常的に手放せないし、画面に通知が届くとつい「ん?」と開いてしまう生活です。試しに「画面を白黒にしてみる」「バイブを切る」「地上でも機内モードにする」など取り入れてみましたが、なかなか改善せず依存度の高さを感じています。
そこで「すもも荘でデジタルデトックス」ができるかやってみました。
統計を取ってみたのですが、すもも荘に滞在している間、画面をどれだけ開いたか、スマートフォンの履歴を元に検証してみました。
すもも荘に行く前の、自分のスクリーンタイムの画面がこちら
すもも荘や乗鞍で日中活動していたときの自分のスクリーンタイムの画像がこちら
まったくゼロにはなりませんが、約半分に減っていました。毎回「どれくらい違うものかな?」と気になっていたので今回可視化できてよかったです。
自覚している症状として「あれ?ケータイ(スマホ)どこだっけ」となっている自分に気づく瞬間があります。普段仕事中や自宅では、充電しながらもスマホやタブレットに触っていて、寝ている時以外は液晶画面を触っているんだと思います。
検証結果とともにその要因とすもも荘の特徴を探っていきましょう。(あくまで個人的な感想なので、どうぞご参考までに)
1.自分が滞在する部屋(自由に充電できる差し込み口)が2階にある
1階の共同スペースにも充電できるスペースはあるのですが、自室でスマートフォンを充電していると、取りに行くのが面倒くさくなって「まあいいか」と1階や庭で過ごすことが増えます。
2.人と話すことが増える
すもも荘に滞在中「一人ぼっち」になることがほとんどありません。誰かは自室なり共同スペースなりにいるので、話すことやコミュニケーションを取ることが多いです。そうすると、よほど「そうそう、あの情報をスマートフォンに仕舞っていたな」ということでもない限りポケットからスマートフォンを出すこと無く
3.機械音や雑音が少ない
これはデジタルデトックスにつながらないかもしれませんが、普段の都会暮らしで感じる機械音や人的な雑音がないおかげで、HSP要素の私は耳がすごく楽です。五感にバランスがあるのだとしたら、耳が楽だと他の五感も研ぎ澄まされて普段ならばスマートフォンや電子情報に頼ってしまっている部分が活性化されるのかもしれないと、自分は感じます。(個体によって差があると思うので全員が感じるとは限りません)
4.1日のスケジュールが体感覚で「有る」
一人暮らしだったり二人暮らしに慣れている私は、プライベートスペースとパブリックスペースの違いを強く感じます。共同で利用するキッチンやシャワー、特に洗濯機のスケジュール感を他の人と上手にやりくりする必要があります。そうすると、他の人に「今使うね」「使い終わったよ」とアクションする必要が出てきてそちらに集中するため、スマートフォンに触るのは洗剤代を支払う電子決済のQRコードをスキャンする時と、終わる時間をタイマーセットする時くらいです。
5.結構忙しい
上の4番にも重なるかもしれませんが、朝はダイニングでコワーキングと朝食や歯磨き・洗顔、出かける人たちを見送ったら洗濯やコワーキングをしながら冷蔵庫の食材を整理したりキッチンが空いた時間にご飯を炊いたり、イベントを館内で行うときには朝からてんてこ舞いで写真を撮ったり動画を撮ったりそれをSNSにアップリしたりしますが、それ以外のメールやメッセージをチェックしている間がありません。
夕方から夜にかけて、シャワーして夕飯を作って食べていると、なんとなく団らんの時間になり、「飲もうか!」となったらお茶やアルコールを持ち寄って、子どもたちが眠った後の大人の時間には話すことがいっぱい。学生時代の合宿や学祭前の夜の感覚で、あー夜が開けなければいいのに。と思う時間はあっという間です。スマートフォンを触ることはほとんどありません。
余談ですが、アラフィフに近づいた体はオールナイトはできません。しかし、「あ!もう2時だよ。もう寝よう寝よう」ということもしばしば。お子さんが「おとーさーん、おかーさーん」と呼びに来たタイミングでお開きになったりもします。翌朝6時からコワーキングを稼働するツワモノもいますが、私は起きれないので8時くらいまでぐうぐう眠ってしまいます。
6.とはいえ、ゼロにはできない
打ち合わせしたり、コワーキングしたり、話の中で検索することがあったり、写真撮ろう!ってなったりするので、スマホ利用を0ゼロにはなかなかできません。
今回もフイルムカメラを持っていったし、なんなら途中で写るんです買おうかな、と思うほど(デジタルカメラを家に置き忘れただけ)でしたが、記録写真にはデジタルで撮った方が早いし、消せるし、すぐ編集したりシェアできたりします。
まとめ
デジタルデトックスには成功したかなと思います。
ゼロにならなくても、画面を見る、アプリの通知に目が行く、SNSや通り過ぎる情報に24時間を自分に集中させられる、という意味ではある意味断捨離かな。
これの脳内、視覚や聴覚から少し切り離す行為のような気がします。
普段の生活ではなかなかできない場合、物理的に離すのは定期的にやってみようと思いました。
マインドフルネス、ウェルネス、も日々の積み重ねかな。健やかに笑顔でいきましょう〜。
乗鞍すもも荘について
乗鞍すもも荘は、信州(長野県)乗鞍高原でアーティスト・イン・レジデンスを目指す、コリビングハウス&コリビングスペースです。
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