運命論を信じるワケ

自分はある時から、マインドの根底に「運命論」というものがある。

このマインドを「運命論」と呼ぶのが相応しいのかは分からないが、数年前からこう認識している。


このマインドを知るきっかけとなったのは、大学一年生のとき。

大学の部活の同期からの言葉が発端だった。

当時片思いの相手がいたのだが、アプローチに悩んでいた。

どう遊びの誘いをしようか、どう連絡をしようか、送ったら煙たがられないのか、返事が来ないのは脈がないからだろうか。

自分が他人から相談されたら、

「誘っちゃえよ〜大丈夫だって!」

と答えてしまいそうなほど、ありきたりで普通の悩みを抱えていた。

そんな時、同期のAに言われた。

「その人が本当に運命だったら、どんな事を連絡しようとも、どんなことをしようとも結ばれる運命なんだよ。」

はっ、とした。

そうか、自分ではどうしようもならないことってあるんだろうな。

まぁ、なるようになるか!

そう思えるようになった瞬間だった。

そのマインドを習得した自分は、自然と「なるようになる」精神を持ち合わせるようになっていた。

この「なるようになる」精神は、投げやりな訳でも、すぐ諦める訳でもない。

ただ、自分のベストを尽くして尽くして尽くしまくって、自分を認めてあげることだ。

自分が1番自分を分かっているはずで、その自分が自分を認めなければ誰が認めてくれるのだろうか。

そんな自分を認めて、後悔しないためにベストなマインドとして「運命論」を提示したい。



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