【メンヘラ卒業】8

いざ出産。

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産まれてきた我が子は、メチャクチャ可愛かった。

それはもう、言葉に表せないほど可愛い。

我が子って、こんなに可愛いの???私の母も私を産んだ時はこんな気持ちになったんだろうか?

こんな可愛い我が子を産んだ私は、これは幸せ、間違いなく幸せ、この溢れる可愛い可愛い可愛い可愛いという感情の嵐、きっと幸せってやつだ。そう確信した。

そして、自分人生を諦めたはずの私なのに、いつのまにか諦められなくなっていた。

我が子を産んで幸せのカケラを手に入れてしまったからだ。

理想の人生 〜産後バージョン〜

・可愛い我が子(既にクリア)

・恋愛において満たされたい

・何かにチャレンジして成し遂げたい(取り柄欲しい)(つまりは自分を愛すること

ここで更に病み期が深まる。

恋愛において心を満たしたいのに恋愛が許される相手(結婚相手)が過去に二股してた旦那であること。

二股野郎のことをまともに愛そうと思うとどうしても元カノのことを思い出してつらい。

愛したいのに、愛せない。

どう考えても二股されていたことがひっかかって愛せない。

我が子を愛し旦那を愛し自分を愛し、全ての幸せのカケラが揃えば、私本当の幸せになれる!はずなのに!(あ、この幸せの条件は私の場合の話なので、勘違いしてアンチしないように)

と、2年半くらいグルグル🌀していたのだが、このたび、1番後回しにしていた3つ目の「自分を愛する」方を先にクリアしようと切り替えた。

何かまぁまぁ凄い特技とかないと自分を愛せない無理。

そこは揺るぎない。

だから、自分の好きと丁寧に向き合ったり探したりしていった。

好きなものをみつけて、その好きなものを極めて自分を愛することを許してあげよう、と。

そして、案外自分を愛することができるようになったら、旦那のことも自然と乗り越えれちゃったり、前より壁が薄くなったりするんじゃないかと目論んでいた。

好きなものを探すっていっても0から新しいことに挑戦は子育て中であることや経済的なことやコロナ禍なこともありなかなか難しいので…

前々から裁縫🧵🪡はしていたが、前は息子のためだけにやっていたので息子の好きな柄の生地ばかりだったが今は私の好きな可愛い花柄やレースも買っている。

昔からお菓子作りはしていたが、今は相手の好きなものを、ではなく自分が食べたいからという理由で作ったりもしている。

そうしているうちに、思った通りなんか旦那の元カノ云々の話がなんかどーでもよくなってきた。

人間、まずは自分を愛せないことには他人のことも愛せないのかもしれない(知らんけど)

一時期プチパニックで旦那のこと愛してないのかもしれない!と騒ぎ少し不穏なタイムラインにしてしまって申し訳ない。

旦那のことは、今ではとても愛してる。

自分を愛することを許せたから、旦那のことも許せたの、かもしれない。

そもそも、自分を愛することができれば旦那のことも解決できるのは初めから知っていた気がする。

それが2年半もうだうだしていたのは自分を愛すること→自分と向き合う→何かにチャレンジする が怖くて無理だったからなのではないだろうか。

3歳までにできる愛着形成というものがある、私はそれがうまくできなかった。

なんなら、私が物心ついてからの人生、全てうまくいかなかったのもコイツのせいでは、と感じている。

次回「愛着形成とは」



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