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高倉健が同級生だったらどないしよう

なんとなく録画して、なんとなく観始めた。
なんなら[睡眠用]くらいのノリで。

1981年


いやー、激シブでしたわ。
表情だけでアレコレ想像させる役者さんたち。
何ひとつキモチを語らない主人公。
何ひとつ言い訳しない女たち。
雪。電車。居酒屋。駅。

ぐわんぐわん余韻が続く中、心にメモる。

★「舟唄(by八代亜紀)」と熱燗の組み合わせ → 最強

★男と女は辻褄が合わないものだから → 最適解

★約束せずに『偶然を待つわ』 → 好都合(言いたい!)


…まあ、でも、なんだ、
高倉健がカッコいいから成立する物語なのだけれども。
この映画の公開時、高倉健は50歳のようだ。


ひぃ~~っ!同い年!!


ど、どうしよう。飲み会に高倉健いたら。
こんなシブい同級生いたら、どうしよう。

なんせペラペラしゃべらないのだ。
黙って背中で語るのだ。
そういうタイプはこちらから話題を振らねば。
でも、【女は無口なほうがいい】かも?
緊張するわ~。
行きずりの恋もするっぽいから(映画にて)、
なんだ、その、準備しとくべきか。(なんの)

タバコOKな店を探さなくちゃな~。
黙ってタバコふかして日本酒飲んでてくれたらいいわ、もう。


同級生の飲み仲間たちを思い浮かべる。
シブさとは無縁の面々。(ごめん)
いや、待てよ。
同級生だからかも知れない。
ひょっとしたら、みんな大人の男の哀愁ってやつが、あるのかも。
そして50歳の高倉健は、同級生の前では色気なんてないのかも知れない。

…あるよ。あるに決まってる。


時代かしらね。
昭和という、あの時代がシブかったのかしら。
シブさの定義はわからない。
なんとなく、でしかない。
わかりやすさが求められ、
説明しないことが許されない今、
【シブい男】が減っていくのが残念でならない。

…自分のことは棚に上げつつ。


#映画
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#八代亜紀
#舟歌
#50歳











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