言わなきゃよかった
先日の、友人とのランチには続きがある。
というか、あるテーマが収束しなかった。
なんの流れだったろうか。
大谷翔平の話題から遺伝子の話になって、秋篠宮家の悪口になって(失敬)、お世継ぎ問題の話になったんだったか。
『愛子さまを次期天皇に』って、友人たちが揃って言うのだ。
なんでやねん。跡継ぎは、いるやないか。
秋篠宮家が気に入らなくても、それとこれとは別じゃろがい。
『だって愛子さまのほうが優秀で、人間もデキていて、第一、天皇陛下の子供なんだから、天皇になるのが当然じゃない?』
一時的な繋ぎとしての女性天皇はアリかも知れないけど(ないけどな)、、、
なんで?どうして女性が天皇になったらいけないの?
いけないんじゃなくて…
そもそも男性を排除する仕組みで… … ……
愛子さまが天皇になるということは……云々
王朝が変わるってことは……云々…
家に帰ってからもLINEで延々と説明する。
は?なんで?どうして?天皇の血を引いてるじゃん。
いや、だから、つまり、、、
サザエさん一家で説明してみたり…。
キムタク王朝を仮定して説明してみたり…。
『旦那にも聞いてみる』と、ひとりが言う。
(旦那は左派の新聞記者やないかい!)
『旦那はどうでもいいって言ってる』と、別の友人が言う。
(社会科の教師だったよな?辞めちまえ!!)
(なんなの。旦那に聞くってなんなの。)
意見はそれぞれ、みんなそれぞれだ。
違っていい。
でも、なんだかモヤモヤする。
本来、正しく国史を学んだら、誰でも愛国者になってしまうはずだ。
だからこそ戦後、教えなくなったのだ。
ちょっと日本を誇ると【変人】のように扱われる。
偏った思想のように引かれてしまう。
真っ黒の街宣車を見つけたかのように。
思うところを申し上げた私が悪うございました。
論破したいわけじゃなく、同意してほしいわけでもなく、ただなんとなく、誤解を解きたかったのだけれど。
今までずーっと日本だから、これからもずーっと日本だと信じて疑わないひとたちが、
『大好きな愛子さまを天皇陛下にしたーい!』って国民の総意みたいに言える、
これこそが、平和なのだろう。
人の【好き嫌い】の感情に、理屈は通じない。
それを思い知る、2024 夏。
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