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厳しい横綱という立場

  新横綱から2連覇と文句のつけようがないスタートを切った照ノ富士。しかし、ここにきて再び膝の痛みが再発した。横綱昇進の口上で「品格」という言葉を述べ、人一倍横綱としてのあり方を模索していることと察する。品格が問われる立場として、土俵に立つ以上成績を残し、怪我などのやむを得ない場合でも土俵に立てないのであれば引退という道しか許されないのが本来の横綱像である。昇進間もない照ノ富士に対しては酷な話だが、常に引退を視野に入れておかなければならない。
  5月場所はすぐやってくる。優勝が絶対条件であるが、私としてはまずは美しい取り組みを披露してもらいたい。その結果負けても横綱としての努めを果たしたと言っていいであろう。

2022.4.3

大学時代の原稿・・・

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