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福耳

 先日、福耳とうがらしなるものを手に入れた。タネとワタをとって炒めるとおいしいということだったので、しいたけと一緒に炒めようと思い、タネとワタをとる作業中、鼻水がすごい勢いで流れ出て来るのを感じたので、作業を中断しティッシュで鼻栓をした。手を洗わずそのままティッシュをとって鼻に入れたため、鼻の入口付近とその周辺がメチャクチャひりひりして痛い。焦って水で洗うと、さらに痛みの領域が拡大し、これまでに経験したことのない痛みだ。いったい何の罰ゲームなのか。
 顔の鼻から下をひりひりさせつつ、インターネットで調べてみる。「唐辛子 辛味成分 顔についた 対処法」で検索すると、唐辛子が顔についた時は水で洗っちゃダメ絶対、だそうです。唐辛子の辛味成分であるカプサイシンは、水には溶けないためだそう。焼酎をコットンに含ませてふき取るとよいとのことなので、その通りにすると痛みが和らいだ。インターネットって素晴らしい。そして焼酎が常備されている呑んべぇ家庭で本当によかった。(本当?)
 今回福耳というネーミングの雰囲気から、さほど辛くないであろうと侮ってしまった。福耳おそるべし。


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