不登校ビジネスは悪なのか?
親のためのオンラインサロン「不登校の先にあるもの」主宰さとさんです。
先日、色々思ってることがあって、こんなことを書いてみた。
ちょっとだけ、反響がありまして。
不登校の親を対象に会費をいただいて運営をしている1人として、思うことをあらためて書いてみようと思います。
なぜ、こんなことを思ったのか?
不登校の親が集まるSNSのグループがあって、そこは会費はいらない無料のグループ。
不登校の子どもがいる親が吐き出したり、つぶやいたりしていて、他の同様なグループよりも活発に投稿が入っている。
そこに、不登校の親をターゲットにした宣伝の投稿も入ってくる。実際、私もサロンでするイベントをお知らせしたり、サロンの会員募集しています!と書き込みしたこともあります。
で、最近。
そのグループに長くいる方が、勇気をもって投稿をされたんだよね。
宣伝のために使うグループではないんじゃないの?って。
そこまでなら、そう思うこともあるよなって思ったんだけど。
管理者の責任を問うようなコメントが入ってきてね…
で、グループの説明のところを読んだら、こういう1文も入っていた。
まー、情報を知りたかったらコメント欄に「3」て書いてね!みたいなやり口の投稿あって、それってどうだろうとは思ったんだけどね。
管理者の責任を問う必要が本当にあんのか?って、腹が立ったんだよね。
だったら、あなたが管理者になってみたら?
人を集めたら、お金がかかる
リアルだろうと、オンラインだろうと、人を集めて交流できる場所時間を用意するには、それ相応のお金がかかる。
これはどんな事情があろうと変わらないよね。
それをボランティアで管理している人に、責任を問うってどうなのよ?
もしかすると、そういうやり取り自体が交流の一つになっているから、俯瞰してみておられるかもなんだけどね。
で、思うんです。
不登校の悩みを解決するために、不登校の不安を解消するために、無料で何とかしようということ自体が、危険な考えなんじゃないのかな?って。
不登校の悩みは深刻で、その解決や解消に関わる人は相応の覚悟が必要だ。
それを無視して、安易な責任転嫁は正直受け入れられない。
だから、私たちのサロンは無料ではしません(会費1000円)。
実際、会員さんから後々に「何かを売りつけられたら、即やめるつもりでした」と声もいただきます。そういうことを言ってくれるということは、サロンに対して安心感を持っていただいているんだなって思うよね。
いただいた会費は、講師の謝金、事務的な作業に関わるソフトの使用料に使っています。
ガイドは、完全ボランティアです。講師をしてくれた時は、謝金を支払っています。
リアルな親の会でも、会場を借りればお金がかかる。500円だとしても、お金を集めて開催するということは、主宰の方はプレッシャーが半端ないんだよね。
そのプレッシャーからなのか…親の会の悪い印象の話も聞いたりするんだけどね。
ほんと、こういう会を運営したり、管理するって難しいのです。
不登校ビジネスは悪なのか?
私自身、子育てコーチング協会インストラクターとして、主にママ向けの子育て講座をします。
決して、安くはありません。
お伝えしている内容は結果として不登校を解決に導くと確信しています。
じゃ、これも不登校ビジネスなのか?
ま、不登校ビジネスだよね。
悩んでいる人に、有益だと思うコンテンツを紹介して、お金を出していただく。そして、それに対して責任をもって講座をお伝えしています。
たぶんだけど、そういうコンテンツを持っている人の多くは同じように思っていると思う。
中には、腹の立つやり方で「3」と書かせる講師もいるけど。
全てが悪ではないと思うんだよね。
で、思う。
子どもの不登校で悩んだら、まずは情報をかき集めるといい。
ずいぶん、そういう情報が集めやすくなったと思うよ。このサロンを立ち上げたころよりも。
そして、そこにいる人はどんな人で、どうやったら解決に向かうか?をしている人なんだろうか?って、確かめてみる。
時には、直接話してみるといいよね。
で、信頼ができると思ったら、一歩踏み出してみる。
もし、まずいなとか、違ったなと思ったら、遠慮くなく撤退すればいい。
ということで、色々思ってたことを書いてみました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?