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今年度のテイルズオブザレイズ

5月の後半、テイルズオブザレイズはそろそろLのターンが回ってくる頃ですが…。

正直、今のテイルズオブザレイズはちょっと危ない状況にあると思っています。

先日、R単独イベントの攻略戦シナリオが全て公開されました。
しかしそこで繰り広げられていたのは、結末を急いだかのようなあまりにも杜撰な話の展開。運営さんが「今回のサレはプレイアブル化です。」と事前に念押しするにしても、もうちょいやり方があっただろと言わざるを得ないくらいに違和感のあるストーリーでした。

今回に限らず、どうもここ最近のテイルズオブザレイズは何かおかしくなっていっているように思えてなりません。
私たちが愛してきたあのアプリが、少しずつ変になっているように見えてきて、行く末がだんだんと心配になってきました。

では、どの辺りが変に見えてきたの?って所を、ざっくりですがお話ししていきたいと思います。


1.キャラ崩壊!ブラッククローバーコラボ

厳密には年度末からのイベントですが、このブラッククローバーコラボイベント、個人的には過去最悪のコラボシナリオだと思いました。
先に言うと、これまでのザレイズのコラボシナリオは、基本的に原作の雰囲気を大事にした話の作りになっていました。それは数ヶ月前にあった「ダンまちコラボ」でも同様と聞いています。

しかしこのブラクロコラボ、原作未見の自分でも「この主人公、本当に大丈夫なの?」と思わざるを得ないくらい、コラボ先のキャラクターの魅力を伝えられていない残念なシナリオだったのです。
コラボ先の主人公・アスタはとにかくパブロフの犬かよってくらい、状況が変化した瞬間に特攻して返り討ちに遭う。それを見て、大人しいテイルズキャラが呆れかえるという展開が何度も繰り広げられました。
テイルズ側もダオスの調理がとにかく下手くそ。コラボ先のキャラクターに無駄に波風を立てるばかりの、所謂「荒らし行為」ばかりやらせるキャラに成り果てており、キャラの魅力も話の面白さも全く伝わらないシナリオでした。

テイルズ側もコラボ側も、キャラの魅力が全然生きてなくて、見ていて辛さが先行するシナリオ。マイソロシリーズの駄目な話を見ている気分になりました。
前編はそれでも、後編で挽回するだろうと思ってまだ温かい目で見守れたのですが…
肝心の後編ですが、コラボキャラ4人の内、現地に残る選択が描かれたのがまさかの2人だけで、残り2人は話題に上がることもなくいつの間にか残っていたという、中途半端極まりない終わり方。

ちなみに、過去のコラボシナリオについては、ほぼ例外なく全員が現地に残る際の理由付けがなされており、こういった形の投げっぱなしエンドは恐らく今回が初だったと思います。(筆者は2019年5月に本アプリを始めた関係で、SAOコラボがどう終わったのか知らないため、あまり断言は出来ませんが。)


2.救済失敗!エクシリア精霊装

ザレイズ一の周回イベント・精霊装ですが、4月に行われたこれも問題をはらんだ出来となってしまっていました。

何がまずかったかというと、1つが恩恵キャラ数が半減したこと。これにより、1回の周回で得られる素材の数が目減りしてしまいました。ただこれについては「枠が一人分空いたので、そこに全体攻撃キャラを入れて周回効率を上げる」という利用方法があったため、こちらについては全く駄目とも言い切れませんでした。

もう1つが弱キャラの救済に失敗したこと。今回ピックアップされたキャラの内、ジュードとミラは主人公でありながら、本アプリにおいてはかなり弱いキャラクターなのです。そういったキャラクターがピックアップされ、新しい装備を入手できるという意味で、この精霊装イベントはテコ入れには絶好の機会だったのです。

しかし結果から言うと、このテコ入れは失敗しました。ジュードもミラも、立ち回りを改善できるような技をもらえず、結果的にXは本作で唯一、主人公が弱いシリーズという悲しい結末になってしまいました。

なお、精霊装についてはシナリオはあってないようなものなので、ここではカウントに入れません。


3.みんな大好き!()アビス単独イベント

タイトル打つ段階で吐き気してきた。4月末にはA単独イベントがありました。ここでは原作で敵対していたリグレットとアリエッタというボスキャラが味方加入しました。

ちなみにこのシナリオ、どうやら本家のシナリオライターが手がけているようで、シナリオ自体の出来は悪くありませんでした。また、フレンドから借りた魔鏡技を見る限り、演出もきちんと作り込んでいた模様。

何が問題かというと、テイルズスタッフが依怙贔屓している作品の一つ・テイルズオブジアビスのイベントだということ。元々ザレイズというアプリは、これまで色々なシリーズのイベントを割と手広く組んできたのですが、つい数ヶ月前に、これまた依怙贔屓作品のテイルズオブシンフォニア・テイルズオブヴェスペリアの単独イベントをやったばかりなのにまたやらかした点。

今年に入ってから、贔屓作品(所謂・藤島テイルズ)の扱いがちょっと露骨になってきている点が目立ち始めて、運営の方針が悪い方向に変わったんじゃないかと不安にさせられる流れになってきました。


4.雑な退場!リバース単独イベント

そして現在配信中のイベント「サレ攻略戦」。ここまで小さく積もってきたザレイズへの不信感が、このイベントを経て各所で燃え上がる事になるとは、自分は予想もしていませんでした。

ここまでの時点でかなり長くなってしまったので、ざっくり箇条書きすると

・公式ツイッターで「リーバス単独イベント」と誤表記(当初は笑って済まされたのだが…)
・シナリオ内でサレが雑な殺人を行う。(原作でやってない悪行を重ねることで退場への布石を打つ)
・唐突に衆愚展開や不信感を煽る展開をするも、今回のキーパーソン達はその解決に向けた印象的な働きをみせない。何というか、適当にそれっぽいことをいって解決したような空気にしている
・サレを倒した後、なぜか下手人であるはずのサレを始末するどころか拘束すらせず放置して去る味方陣営。
・サレが死を懇願するような発言をすると、そこにザレイズ界の悪のドラえもんことグラスティンが意気揚々ととどめを刺す。
・サレは原作の末路っぽい事を吐き捨てて、その場で死亡
・サレの装備品に他作品のものが混じっている。
・マルチイベントで進行不能バグが発生。

など、このイベント一つで大量の問題点が浮上。しかも殆どがシナリオの不出来に起因するものでした。まさかここまで酷くなるとは…。


●おわりに

このように、どうも今年度に入ってからのザレイズは、少しずつではありますが、これまで築き上げてきた信頼を崩しかねないような出来事が起こってきているように見えます。
普段はザレイズの配信をしているような動画投稿者さんも、別アプリに移っているような空気が流れており、このままこの空気が続くとせっかく良かったはずのアプリが駄目になってしまいそうで、それが怖いです。

願わくば、早い内に運営さんにはこの状況を把握してもらい、対処してもらってまた今までのような良いアプリに戻してもらえたらな、という所です。

自分はまだこのアプリは続けます。ただ、流石に課金はしばらく控えますが…。


今回は以上です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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