【四大元素理論】神秘学的な大掃除のセオリー。大掃除を大祓いにして新年を迎えよ!【2024年11月更新】
ども。夏樹です。さて。今回は年末の大掃除に関する記事だ。
(本記事は2021年に公開された記事だが、
2024年11月の改稿:今回の改定は情報の刷新である。紹介していた各種グッズのリンク先の更新。昨今の値上げやらのためにリンク先を前面改定である。
2022年の改定:新章「■3.特殊作戦カビ対策」を追加。浴室におけるカビ殲滅の決定的なツール情報に加え、日常にこそ使う掃除テクを追記した。これで諸君は浴室のカビとの死闘に決着をつけて欲しい。)
本稿は元々はビジネス用の「開運」を気にする人のために用意される予定だった。
だが、本職(?)が神秘家なためだろう。結局「そっち」よりの意味合いも強めになった。つまり、家を霊的に浄化し、強力な結界として機能させる手順(霊的儀式)として通用するものでもある。そのベースには実は四大元素の考え方がある。
「年末の大掃除」は元をたどると、飛鳥時代に遣唐使によって仏教思想としての「掃除」が伝わったおり、平安時代の宮中行事の「すす払い」として行ったことが起源とされる。無論、物理的な掃除というよりは「厄落とし」という霊的意味合いの方が大きい行事だったのだ。
さらには来年の歳神様を迎え入れるための「お祓い」、お清めの意味があるともされるようになった。こちらは主に室町時代あたりからのようだが。
つまり物理的な掃除かもしれないが、それは霊的なお祓いであり、神様を迎え入れるために家という結界を浄化し、完成する儀式なのだ。
また加えていえば、日本においても掃除を霊的な行為として受け入れる土壌があったのである。
日本最古の歴史書『古事記』には、掃除に関して次の記載がある。
(厳密に言えば古事記の編纂は奈良時代なので、飛鳥時代に伝わった「掃除思想」以前に下記の考えが成立していたのか曖昧である。言及されている内容がより古いということで「元々清掃における霊的概念は日本にはあった」と言っている話。)
女神の下照比売(したてるひめ)が、夫神の天若日子(あまわかひこ)を亡くしたときのことだ。
葬送のための部屋を箒で掃き清めた、とされる。
実はここには霊的な意味があった。
それは、死者が冥界より黄泉がえりを起こさないため、という意味だ。
つまり、部屋を掃き清めて美しくするのは、死霊、あるいは死という忌むべきものを避ける、浄化された空間を作るという意味があるのである。
なんとなくでも、ここまでで掃除とは霊的な浄化であると伝わっただろうか。
ではここからは、家という結界空間の「四大元素」でとらえ、浄める浄化魔法として掃除に取り組もう
もちろん手段は物理的な掃除である。(笑)
そして記事では、筆者の昔の職業経験を活かした一撃必殺のお掃除兵器群という厳選したラインナップも知ることができるだろう。主婦の友、間違いなしである。
では、始めよう。
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