稀有なお祭り。
★写真はネットから拾ってきました。
白いスーツのダンディな方が、トルコ建国の父ムスタファ・ケマル・アタテュルクです。
今日は5月19日
今日はトルコ建国の父、ムスタファ ケマルアタトュルクが
1919年、第一次世界大戦後、共和国建国に向け独立戦を始める第一歩として、イスタンブールから黒海沿いのサムスンと言う街に上陸した記念日で、
青年とスポーツの日と言う祭日です。
前のnoteで子供の日の話を書きましたが
またしてもコロナ禍の波で、この青年とスポーツの日がなし崩しの祭日になってしまいました。
また、ちょうど断食月の最期の日々にもあたっていて
この後の断食明けの砂糖祭りの三日間とその前日をいれた4日間が
全国(カッパドキアのネヴシェヒル県も今回は含まれます)81県で外出禁止令が出されるそうです。
長い蟄居の期間を経て
断食も明けたお祭りで、老いも若きも行き来してそここでクラスターを作らせまい、と言うことなんでしょう。
まあ、規制解除の空気で
既に巷の空気は緩んでいて
ひと波越したよね、と言う感覚は蔓延しています。
前の記事でも書きましたが
多分、トルコは病院のキャパも見えたところで
何となく後はうつしていき合いながら微妙に集団感染を集団免疫を作っていく方向に舵を切った気がします。
重症化したら病院に入院してちゃんと診て貰える、と言う安心感にのって
あまり神経質になっている人は少ない、と言う印象です。
それより早く経済回そうよ、と言う方向な気がします。
多分第2波、第3波もこのやり方で乗り切るつもりなんでしょう。
既に観光産業まで世界に門戸を開ける気満々なトルコです。
今日も毎週恒例のZoomミーティングを開催したのですが
なんだかんだで最長3時間近く話し込んでしまいました。
その中でもこのトルコの規制緩和に伴う巷にあふれる「余裕感」の話になったのですが、多分、トルコに居ると、このコロナ騒ぎ、コロナ禍と言う大波も、既に「シーズン4」とか「シーズン7」な感覚だからじゃないかしら、と言う話になりました。
テロとの戦い、シリア内戦時の不況、クーデターもどき、難民の流入による経済の混乱、トルコリラの大暴落などなどなどなど
とにかく枚挙に暇なくいろいろ見舞われてきていたので
コロナで世が混乱してても、はい次!てなもんな感覚なのかも、と。
そう言う意味ではタフ、なのかもしれません。
負けずにタフに乗り切っていきたいと思います。
全ての友人たちに健康と幸運を!
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