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勝ち目はあるのか?

★写真は今日の昼間、夏の庭でいつも上げている谷側の景色の反対側。
となりの空き地に延々と広がる草原の遠景。もう草の丈は私の腰ぐらいの高さがあります。足を踏み入れるとプチ・ナウシカ気分が味わえます。
秋に金色の草原に青い服着て舞い降りて写真撮ってアップしますわ。(´▽`)

今日は朝から歯科受診の為に右往左往して、その後、息子の学校に配布テキストをピックアップしに行こうと思いついたついでに、途中にある夏の庭に寄って、水撒きだのを始めたら、いろいろついつい手を出してしまってまたしても日差しの中働いてしまいました。学校の用事の帰りに外出禁止令に備えて食糧の買い出しなどをして、自宅に戻ってきたらもう午後も深い時間になってしまっていました。ああ、疲れた喉乾いたっ。

私は、物ぐさ王。

面倒に感じたり、ヤル気にならないものはとことん放置します。
13歳の時に読んだ庄司薫著「赤ずきんちゃん気をつけて」の中の
主人公の薫くんのお兄さんのお仲間の中で書き上げられた論文
「逃げて逃げて逃げまくる為の方法序論」の一節の引用では
とにかく、全てのものごとから逃げて逃げて逃げまくって、それでも最後まで逃げ切れなかったものが、人生にとって本当に必要で大事なもので、逃げ切れるものなどは実は大したことはないので拘泥してはいけない、と言う理論。
(だったかな?何しろ40年前に読んだんだから多少歪曲してるかも)
この方法序論が、ぐるっと回って、また私の中でリバイバルしているのです。

でね、

この夏の庭に一歩足を踏み入れると
あれもこれもと目について、ついつい、手が出て
結局、汗はかくし、のどは乾くし、筋肉痛にはなるし
物ぐさ王に名にそぐわない事態に陥るのです。

と、言うことは
多分、その、ウズウズする「あれもこれもに手を出したくなる衝動」からは
逃げ切れない、と言うことなので
つまり、とっても大事なことなんだな、と思う訳です。

昨日、我がLotisBlueTravel社の仕事を熱く語っちゃったんですが
それも、実は一緒で
お客様とやり取りが始まると、止まらなくなるある種の「衝動」があって
そのウズウズした感覚から私はいつも逃げられない。
と、言うことは、それも、また私の人生にとってとても大切なことなんだろうな、と。
ウズウズしない仕事は引き受けない。

旅行業界は、このコロナ禍後の世界に戦々恐々としている部分があって
引き籠り期間で、ある種、オンライン上で様々なエンタテインメント
疑似体験が出来るプロダクツが沢山で揃ってきて
更に、やはり今後人一人「国境を超える」と言う事自体の様々な障壁や
ギャップや課題が現れて、以前と全く同じような賑わいを取り戻せるのか
クエスチョン・マークが浮かんだままです。

渡航者数も大幅に減る可能性があるのではないか、と
私も考えています。

そんな中
「敢えて旅する」お客様に「選んで貰える」会社であり人でなければなりません。

旅する意味の「一瞬」を提供できる我々でいたい、と思います。

そこしか「勝ち目」はないですからね。

全ての友人たちに健康と幸運を!


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