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人間を年齢でわけないで

私は誰かからみれば年上で、誰かから見れば年下です。

もがいている年上で年下です。


このところ、インディペンデントメディア、Webマガジン、動画メディア、いろんなツールを駆使して枠にとらわれない20代のひとたちが中心になって運営するメディアがとても素敵で勉強させていただいている。

私は彼らからすると年上なんだけれど、
今ももがいている最中で、まだ何者にもなれていない。

けれど諦めてもいない。

私も柔軟にかしこまらず自然体で、大切だと思うものをカテゴリーにこだわらず発信していくことができたらいいなと思っている。

彼らにはそんな年上もいることについて驚かないで欲しいと思う。


私からみて年上の人たちへは私たちに虚勢を張る必要がないことを知って欲しいと思う。
年齢が上だから先輩としてしっかりしなきゃとか気張らないでいて欲しい。年下を「若者」とひとくくりにしないで欲しい。

奢らなくていいと思う。
割り勘か、お金を持っている方が払えばいいのだと思う。
話が通じないなんて思い込まないで欲しい。
思っているより考えているのよ。


私たちは年齢に縛られすぎているのではないかと思う。

樹だって、成長のゆっくりなものもあれば若木の頃にぐんぐん伸びるのだってあるでしょう。

過ごしてきた年月、経てきた経験にリスペクトを持つことさえ忘れなければ、年齢によって態度や見方を変える必要はないんじゃないかと思う。


あまりにも多すぎるあらゆる年齢制限に、
どこにも所属できないように感じる。

そしてどこにも所属したくないようにも思う。

年齢なんて樹齢でしかなく、それは私たちがどんな樹であるか、どんな実をつけるか花を咲かせるか、ずっと緑の葉を茂らせるか、縦に伸びるか横に広がるか、そういうこととは関係のないことだから。

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