9.あの夏
僕はあの夏の終わりに当時好きだった
女の子に振られた。
前を向こうと自分を肯定しようと決めた
あの夏の終わり。
またいつか、いつか、あの夏の続きに行きたい
また会えたらいいなって思ってた。
もうそれはないことだと分かっていても。
そんな悲しい結末で終わった恋でしたが、
最近その夏の続きが始まった。
続きというより新しい夏のはじまり。
分かり合えなかった2人が急に分かり合えたり
信頼できたり、されたり、想ったり、想われたり
人間なんて気まぐれなんです。
気まぐれだけど、その想いに間違いはないんだと思うし、そう思いたい。
時には、裏切ったり、失望したり、
だけどやっぱり信じたかったり、想いたかったり
気まぐれ人間みんな気まぐれ。
でも気まぐれのおかげで繋がってる。
繋がれた。
ずっと夏のようにあったかい2人でいたい
僕は君の最後になりたい。