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お客さま目線で書くプロフィール (2)プロフィールの役割

※この「お客さま目線で書くプロフィール」シリーズでは、HPやブログなどに掲載する、ストーリーのある長めのプロフィール作成についてお伝えしています。個人事業主やフリーランス、経営者をはじめ、ご自身のビジネスやライフワークを持っている方向けの内容です。



※マガジン「お客さま目線で書くプロフィール」(2,200円)を購読いただくと、単体記事をシリーズ購入(2〜6が有料記事です)していただくよりお得になっています。マガジンに後から記事が追加された場合もプラス料金なしで読むことができます。

お客さま目線で書くプロフィールの具体的な内容に入る前に、そもそも「プロフィールとは何のためのもの?」「お客さま目線とは?」というところから、話を始めます。

いろんな人のプロフィールも参照したけれど、いざ自分が書こうとするとわからなくなる。そんな方は、この大前提がぬけ落ちている可能性があります。
逆に、プロフィールの役割や「お客さま目線」を理解していれば、自分が好感を抱いたプロフィールのエッセンスを取り入れやすくなります。


そもそもプロフィールとは?

はじめに、この「お客さま目線で書くプロフィール」で語る「プロフィール」の定義を確認しておきます。

「プロフィール(英語ではprofile)」という言葉の語源は、ラテン語に由来する古イタリア語のprofiloです。「輪郭をかいたもの」という意味でした。そこから「横顔」「人物評・人物紹介」などの意が展開していきます。

この語源に象徴されるように、人物紹介としてのプロフィールは、外から見たその人。第三者視点で客観的にその人物を伝える文章でした。

文章で書かれた自己紹介のことも「プロフィール」と呼ぶようになったのは、この言葉の長い歴史からすると、ごく最近のことです。

インターネットが日常に浸透して、たくさんの人がHPやSNS、ブログで、自分のことを発信するようになりました。その流れの中で、プロフィール欄に書かれる、「わたし」「僕」などの一人称で書かれた自己紹介も「プロフィール」と呼ばれるようになったのです。

 目的に合わせて選ぶ2つのスタイル

あまり意識したことがないかもしれませんが、プロフィールには、三人称で客観的な視点から書かれたものと、一人称の自己紹介スタイルで書かれたものがあります。

自分の場合は、どちらのスタイルで書いた方がいいのか?
その選択に正解はありません。

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