お客さま目線で書くプロフィール (2)プロフィールの役割
お客さま目線で書くプロフィールの具体的な内容に入る前に、そもそも「プロフィールとは何のためのもの?」「お客さま目線とは?」というところから、話を始めます。
いろんな人のプロフィールも参照したけれど、いざ自分が書こうとするとわからなくなる。そんな方は、この大前提がぬけ落ちている可能性があります。
逆に、プロフィールの役割や「お客さま目線」を理解していれば、自分が好感を抱いたプロフィールのエッセンスを取り入れやすくなります。
そもそもプロフィールとは?
はじめに、この「お客さま目線で書くプロフィール」で語る「プロフィール」の定義を確認しておきます。
「プロフィール(英語ではprofile)」という言葉の語源は、ラテン語に由来する古イタリア語のprofiloです。「輪郭をかいたもの」という意味でした。そこから「横顔」「人物評・人物紹介」などの意が展開していきます。
この語源に象徴されるように、人物紹介としてのプロフィールは、外から見たその人。第三者視点で客観的にその人物を伝える文章でした。
文章で書かれた自己紹介のことも「プロフィール」と呼ぶようになったのは、この言葉の長い歴史からすると、ごく最近のことです。
インターネットが日常に浸透して、たくさんの人がHPやSNS、ブログで、自分のことを発信するようになりました。その流れの中で、プロフィール欄に書かれる、「わたし」「僕」などの一人称で書かれた自己紹介も「プロフィール」と呼ばれるようになったのです。
目的に合わせて選ぶ2つのスタイル
あまり意識したことがないかもしれませんが、プロフィールには、三人称で客観的な視点から書かれたものと、一人称の自己紹介スタイルで書かれたものがあります。
自分の場合は、どちらのスタイルで書いた方がいいのか?
その選択に正解はありません。
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