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問いを持って旅に出る ーアイルランド🇮🇪のダブリンへー
この記事は旅行記ではありません😊
ダブリンでの旅模様に
興味をもってくださる方がいらしたら
どうぞこちらをご覧ください
7月に、2週間ほどアイルランドのダブリンに行ってきました。
アイルランド行きは、全くの直感からスタート。
仕事、時間、お金、etc… いろいろな迷いは出てきましたが、アイルランドで書きたいものがあったのと、「10年後どうしていたい?」「そのためにどうする?」を本気で考えたかったのです。
決めると同時に宣言したら、動きはじめました。
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10年後にしても、もっと近い⚫︎年後だとしても、ひろびろと未来を描くことが、わたしはとても苦手です。
それでも、ぐーっと遠くから今の自分をひっぱってくれる、明るい未来の像があると、自分が覚悟を決めて動けるのを知っています。
それに何より、未来を楽しみに、今を生きていきたい!
ので、コーチングを受けるし、自分でも描いてみるし、誰かがすてきな未来を描いて向かいたいけど、それができずにいるのなら、そのお手伝いしたいと思って、今の仕事をしています。
そんなわたしが「これからどうしたい?」を自分で描く時は、どうするか。
ノートに向かってうーんと考えることもありますが、いちばん良いのは、問いを持って旅に出ることです。
旅までいかなくても、問いを持ちながら、何かこれまでと違う経験をすることで、思考の展開も精神的な深まりも起こりやすくなります。
ふだんの生活が、限られた人とのやりとり、特定の場所への行き来、想定内の仕事などでパターン化されていると、そのずっと外の世界に発想を広げるきっかけが、つかみにくい・・・
なにかの拍子に、一瞬、ワクッとする思いつきや直感がやってきても、普段の環境に身を置いていると、すぐにできない理由を探したり、ルーティンをこなしている間に忘れて、「いつもの」に戻ります。
10年後の、しかも現状からの想定を超えた未来の青写真に出会いたかったら、旅に限らず、今の環境の外に出てみるのは、かなり有効だと思うのです。
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問いを抱えたまま、いつもと違う場所で、初めて会う人たちの中で、実際に何かを見て驚いたり、違和感や新鮮さを感じたりすると、それが起点になって、自分の心が思いがけない動きをする。
お家が好きで、慣れた環境に安心を見出すわたしとしては、とても怖い!
でもあえて、自分の通常モードで対応できる範囲(ホメオスタシス)から出てみます。
逆に、いつも不特定多数の人と交流している人や、何十回も海外に行っている人は、それが自分の通常モードの範囲内に入っているので、わたしと同じ方法は有効ではない可能性が高いです。
初めから完成形で見つかるような答えは期待しない、でも何かがそこにあるとは信じる、そして非日常の中で心が動いたポイントを、ひたすら逃さずキャッチしつづける・・・と、
どこかの時点で、パズルのピースとピースのように、それらがぱちっ、ぱちっと繋がっていって、ある気づきに到達して、「そうだったのか!」とお腹の底から納得するなんてことがあります。
旅でなくても、今まで作ったことのないものにトライしてみるとか、いつもは行かないタイプのイベントに参加してみるとかでもいいのかもしれません。 本や映画も、日常とは違う世界に連れて行ってくれます。
でもやっぱり、現実の世界を動いて、呆然としたり、へこたれたり感動したりしながら、五感で鷲づかんだ気づきは、感覚にしっかり刻まれる強さがあります。
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思い出すと、ほんとに沢山の方にお世話になって実現した旅でした。
仕事の時間を、日本時間の夕方から夜に調整してもらったり、旅先でやりたいことと仕事をつなぐアイディアをいただいたり、現地の知り合いを紹介してもらったり、治安も含めて街の情報を地図に落として送っていただいたり・・・
旅の間に書いたnoteやSNSを読んでくださった方にも、静かに励まされていました。
この場をかりて、あらためて御礼申し上げます。