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さよなら、コロナ。

仕事終わりにサンマルクに寄って、小説を読む時間が好きだった。 2年前には21時閉店だったけど、ひさしぶりに来たら、22時半閉店になっている。長い長いコロナの期間が、ようやく終わった気がした。 思えば、わたしの社会人デビューはコロナとともに始まった。 上京に、一人暮らしに、社会人に、いろんな初めてのはじまりから、コロナが一緒だった。そんなもんで、めまぐるしく変わる日々でも、コロナだけは、どんな時もぴとっとわたしの日常にくっついていた。変わらないものだった。 そんなあたり

    • 今日の悟り

      わたしが変わるには人と関わるしかない。ようやく気づけた。他人を拒絶し、自分ひとりでどうにかしようとしても無理なのだ。 わたしの人生を輝かせるためにフルートは続けようと思った。

      • 脳の冬眠が終わりを迎えたかもしれない日。

        今日は休みだった。 朝起きて何したっけ。そうだ、お腹が痛くて目が覚めた。予約していた整体に行けないことを悟って、勉強会も断念した。 それから、昨日スーパーで選んだ、とっておきのジンジャーレモンティーと、ブルーベリージャムを塗った食パンを食べて、珍しく優雅な朝から始まったね。休日に早起きして何か行動すると、なんだかとても充実してる感があるのよね。なんか、人生をちゃんと生きてる、って感じ。いいよね。この休日の朝に行動してる時の気分が続けば、人生もっと楽しくなりそう。 今日は

        • 少し心が元気になれば、それでいい。

          今日も疲れたなと思いながら、乗り換えの駅で降りる。明日も仕事。憂鬱な気分。 次の電車を待ちながら、いつものようにスマホを覗く。 Twitter(Xだが私にとっては未だこれ)のこの一句が目に飛び込む。 その瞬間、私はこの情景が頭に浮かんだ。 早朝の田舎の無人駅。たったひとりで眺める初日の出。澄んだ空気、吐く息の白さ。目の前の絶景を独り占めしているような特別な時間。初日の出を前に、何か決意している私。 この情景を絵画にして、部屋に飾りたいくらいに心にすっと入ってくる。

          私の個性が、やっとわかった。

          毎月提出する目標設定ノートのコメント欄に、師長さんが書いてくださっていた。 看護師一年目。わからないことだらけで、ミスも多く、先輩に怒られる日々。周りのできる同期たちと比べて、そんな自分が嫌になっていた。 そんな時の不意打ちな師長さんのコメントだったから、涙が出てきた。ずっと知りたかった私の個性。 言葉にして伝えてもらって、そうだったんだと不思議と自然に受け止められた。 傲慢だとか自意識過剰だとか思われるかもしれないけれど、今日は素直に受け止めたい。

          私の個性が、やっとわかった。

          サントラを聴くと、映画の主人公になれるって話。

          記憶に残したい出来事があっても、記事を書くって難しい。何が言いたいかって、サントラ聴いてると、自分が映画の主人公だっていう気持ちになって、何でもやれる気がするってこと。 今日も本屋からの帰り道、いつもお世話になっているApple Musicの〇〇さん(私の名前)のプレイリストを聴いていたわけですよ。そしたら流れてきたのが、大好きなサマーウォーズのサントラ! 「1億5千万の奇跡」!! 映画のいっちばん良いところで流れるやつ!!高ぶりますよね。ついさっきまで、あー明日の仕事嫌だ

          サントラを聴くと、映画の主人公になれるって話。

          ガネーシャが来てくれたら、私も変われるのにと思ってた自分をぶん殴りたい。

          勉強漬けの日々に疲れて、なんとなく本棚を眺めていると、この本が目にとまった。そういえば、我が家にもあったなあと。はじめてドラマを見た時に、タイトルを聞いたことがあったのはこの本のせいかと。 以前、ドラマは見たことがあった。ドラマでも感動したし、ガネーシャの出す課題は今日からでも取り組めるようなものだったので、私も変われるかもしれないとワクワクしながら見入ったものだ。 ドラマ面白かったなあと思いつつ、ぱらぱらと中をめくると、おっと、内容全然覚えてないぞ。あんなにあの時私も変

          ガネーシャが来てくれたら、私も変われるのにと思ってた自分をぶん殴りたい。

          あの頃

          国試勉強の傍ら、俵万智さんのツイートを遡っていった。どうやら新しい歌集を出版したらしい。 たくさんの読者が俵万智さんの一句に感想を添えて、リプを送っていた。俵万智さんはその一つ一つにエピソードを加えて返事をしていた。 この数十分で、そのやりとりをいくつ読んだだろう。 俵万智さんの短歌を読んでいくと、中高時代の夏の感情がふっと蘇ってきた。何年も忘れていた、でもずっと思い出したかったあの感じ。 親を待つ駅のベンチで夢中になって読んだあの小説。帰りの自転車で何度も聞いたあの