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非常時…行政の広報に、Twitterではどんな反応があったのか/大規模断水6日目

約1カ月前、ある地方で大規模断水が起こりました。そのとき行政はインターネット広報でどんな発信をし、それにTwitterなどではどんな反応があったのか…をまとめてみます。行政の危機管理室の担当者さんなどの目に留まると嬉しいです。
この記事の意図と断水1日目のレポートはこちらをご確認ください。)

前回:断水5日目のレポートはこちら

断水6日目①妊婦さんに配慮した対応が案内される

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断水6日目の昼過ぎ、妊婦さんのいる家庭1世帯当たり、生活用水20L程度(5Lの給水袋4袋相当)が配られるという案内がありました。
ヒーコラと思い水を一日何度も運んでおられた妊婦さんにとってみたら、すごくありがたいことで、たくさんいいねがついていました。

でも…市が母子手帳を発行しているのであれば、断水エリアに妊婦さんがいるのは把握できているはずなので、6日目になっての募集開始は少し時間がかかっているなあと感じました。もちろん市も突発事態で大変なのはわかるのですが、市が対応するのが難しければ各産院から様子伺ってあげて!って市から病院に依頼するとか難しいのでしょうか…。
妊婦さんが6日間もあんな重たいもの持って歩いていたというのはあまりにつらそうです(涙)

さらに、妊婦さんだけでなく、出産直後のお母さんだって、交通事故並みにヘロヘロの方もいます。
妊婦さんだけでなく、保育園に子どもを預けていないお母さんにも類似の援助があるといいなあと思いました。

“子育て世帯にやさしいまち”、ってそういうところに具体的な対応として現れるのではと思います。

断水6日目②大学に仮設トイレが追加される

断水6日目の夕方、断水エリアの北部にある大学近くに仮設トイレが追加されました。6日目…。それまで、大学生たちはどうやって便意をしのいでいたのでしょうか。

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これにはさすがに「遅い!」というレスもついていました。

断水6日目③給水開始までのお願いが案内される

断水6日目の夕方、「給水開始までに蛇口をすべて閉めて」という案内がありました。こちらはSNSだけでなく、防災無線でも17時過ぎ、20時過ぎに案内があったようです。ただ、そうしないと故障する恐れがあるのであれば、もっともっと繰り返し伝えてもよかったのかと思います。

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このあと、国際交流課から「韓国語」「中国語」「英語」でも同様の案内があり、市役所がRTしていました。(ホッ)

給水開始までに~の案内が入ると、「いよいよ断水も終わりか…!」と市民の期待(と一部不安)が高まっていたようです。ドキドキ…

断水6日目④給水開始遅れが案内される

断水6日目の夜23時前、恐れていた「給水開始時間の遅れの案内」がありました。(深夜だからか、防災無線の案内はなかったようでした)

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この発信を受け、多くのネガティブな反応がありました。
まれに「お疲れ様です」「感謝してます」というTweetもあるのですが、8割から9割がたが、怒りが垣間見えるものでした。
6日間の不便な生活のストレスが「補償してくれるんでしょうね」「いくら使ってると思ってるんだ」といったきつい言葉に現れています。

そもそも、「給水」と「送水」の違いがわかりにくいので、「給水」は遅れる見込みだけど、「送水」は始めていることが伝わりにくくなっています。予定通りにやれていることがあったとしてもすべて遅れているように見えてしまうのです…。中の人も、工事の人も、市民も、みんな凹む内容です。

たとえばこんな表現だったら、もう少しみんなも怒りにくかったのじゃないかと思います。(字数の問題はありますが・・)

【送水→給水までの時間について】
この度は多くの皆様に大変なご不便をおかけして誠に申し訳ありません。関係者一同総力を挙げて徹夜の突貫工事を行った結果、無事、仮水道管へ水を通し始めることができています。
ただし、想定よりも全家庭への安定した給水には時間がかかることがわかりました。引き続き調査のうえ、給水開始時間については決定次第お知らせしますので、どうか今しばらくお待ちください。

このあと深夜1時26分、「前日の夜10時38分に送水を開始しました」と案内があります。この事実を一つ前のTweetでお伝えしていればよかったのではないかと思います。

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・・・そもそも論ですが、最初にもっともっとバッファを取ったスケジュールの案内をしたらよかったのに…と胸を痛めながら見ていました。



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