年収960万円の所得制限で一致!?
選挙公約にしていた18歳以下の子に対する給付で。
制限なしを主張してた公明党も「この制限なら9割が対象となるから」と納得して、合意。
加えて、この上限ラインを使う理由が「児童手当の区分で利用しているから、見極めが早く、給付までのスピードが早いから」との説明があった。
はて? ちょっと気になって、いくつか検索を。
先ずは960万円で1割が足切りされるのか?
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厚労省統計 Ⅱ 各種世帯の所得等の状況
…..平成 28 年の1世帯当たり平均所得金額は、「全世帯」が 560 万 2 千円ま た、「高齢者世帯」が 318 万 6 千円、「児童のいる世帯」が 739 万 8 千円となっている。….
https://www.mhlw.go.jp/・・・/hw/k-tyosa/k-tyosa17/dl/03.pdf
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PDFだったので、埋め込みができなかったみたいですので、ご面倒ですが、リンクの「各種世帯の所得等の状況」の中の「2 所得の分布状況 」のグラフご覧ください。
このグラフ内の1000万円を超える世帯の割合を合計すると確かに1割ほど、この事を言っているのでしょうか?
では、児童手当の基準は?
この三つ目のリンクの記事内容は、あくまでも2022年10月以降の改正に関する内容ですが、現行は「夫婦の「収入の高い方」の年収が960万円以上」(で、特例給付)が基準
年収なの? 所得なの? どうもゴチャゴチャしています。
つまり今の児童手当は、夫婦揃って950万円ずつで世帯1900万円でも特例との扱いにはなるものの、給付される。
この夫婦がどちらも年収950万円の給料なら、その所得は755万円ずつなので、世帯年収は1900万円、世帯所得は1510万円と、何を基準にするのかでかなりの違いです。
今回の給付は、果たして、世帯年収なのか、夫婦なら高い方の所得なのか、きっと法律なりになる時までに、官僚たちがまとめてくれるのでしょうが、党首さんたち同志の空中戦は、ちゃんと同じ話をして「一致」と言っているのでしょうかw ちゃんとしていることを祈りますw
速報を見ながら、「所得」と「収入」の使い方が気になったので、勇足的にイチャモンつけてみました。
トップに使ったこの画像は本文とは関係がありませんし、上で使うと頭が切られてしまって全く意味がなくなってしまっていますが、
銀座の不二家さんの隣に、エルメスのビルが見えていて、あれれ、何で見えるの? と、思ったらソニービルが建て替えで無くなっていたからでした。完成までの限定の景色、の画像ですので、再掲させていただきました。