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ChatGPTのCreative Writing Coachの機能を使ってブログを小説風に書いてみた

「かけAI実験室」へようこそ。
今回はChatGPTに実装されたCreative Writing Coachという新機能を使って通常のブログを小説風に生まれ変わらせる実験です。いつものブログがChatGPTの力でどのように変化するのか、見ていきましょう。

Creative Writing Coachとは?


Creative Writing Coachとは、文章を芸術的に昇華させるためのツール(ChatGPTの説明のママ)です。この機能は、執筆技術を向上させ、創造力を刺激し、様々な文体や表現技法についての洞察を提供するとのこと。ChatGPTを使用して、文章を入力するだけで、具体的なフィードバックや改善提案を受けることができるんだそうです。

うまく使いこなし、文章力を磨き上げていけば小説家デビューも夢じゃないかも!

そこで、前回記事をCreative Writing Coachの下、「芸術的に昇華」したら、どうなるのか?

ちなみに前回記事では、絵心ゼロの私がChatGPTのDall E3の機能を使ってピアニストの絵を四苦八苦しながら描いた顛末を書きました。それとまったく同じ文章を入力し、「小説風に書き直して」と指示してみました。

小説風に書き直した結果は、次の通り


『AIの奏でるメロディ』
夜は更け、静寂が支配する「かけAI実験室」に、ひとりの男が足を踏み入れた。須未亘、彼は自らを「超活字系ライター」と称し、絵を描く才能には恵まれていない。しかし、今夜、彼の挑戦が始まる。その手段は、ChatGPTに新たに実装されたDALL-E 3だ。
亘は思い起こす。かつてテレビ番組の絵コンテでピアニストを描いた時のことを。あの時の作品は、残念ながら宇宙人に間違われてしまった。だが今夜、すべてが変わるかもしれない。
「DALL-E 3とは、一体何者なのか?」亘は問いかける。彼のパソコンに表示されたのは、文字を入力すれば、ほぼ自動的に絵を生成するという説明だった。
具体的な説明、スタイルと雰囲気、感情やテーマ、そして具体例。これらをもとに、亘は指示を打ち込む。待つこと15秒。
「おおっ!」彼の目は輝く。ほぼイメージ通りのピアニストが画面に現れた。しかし、挿絵としては十分でも、構図が重要な絵コンテとしてはまだ完璧ではない。亘はもっと上からのアングル、手元を強調したいと考える。
試行錯誤は続く。指示を変更し、何度も何度も。だが、その度に絵のタッチは変わってしまう。
「ありゃりゃ」と亘は嘆息する。テレビサイズの16:9に合わせようとしても、絵は枠に収まりきらず、スタイルも変わってしまう。しかし、彼は諦めない。Canvaで読み込み、「Magic Expand」機能を使って16:9に変更し、明るさを調整する。
そして、ついに完成したのだ。亘の目の前には、彼の想像を超える素晴らしいピアニストの絵があった。絵心ゼロの彼が、ただの文章の指示だけで、この絵を描けたのだ。
実験の結果、DALL-E 3は絵心がなくてもそこそこの絵を描けることが明らかになった。ただし、修正するごとに絵柄が変わってしまうので、画像処理ソフトとの併用が有効であることも分かった。
「ChatGPT、ありがとう」と亘はつぶやく。彼のパソコン画面には、「PIANST」という綴りが浮かんでいた。もしかしたら、それはAIへの「i(愛)」が足りない、という何らかのメッセージなのかもしれない。
夜が明ける頃、亘は実験室を後にした。彼の心には新たな創造の火が灯っていた。この夜、AIとの共創が彼に新たな才能の扉を開いたのだ。


『この夜、AIとの共創が彼に新たな才能の扉を開いたのだ』だって!
たしかに、自分ではこんなことは恥ずかしくって書けない。
ChatGPT君ならではの発想ですね。

実際にブログを書いたのは朝だったけど、ま、そのあたりのツッコミはやめておきましょう。やっぱ小説にするなら夜の方が雰囲気が出るもんね。
どうでしょう?
『背景がより深く描かれ、読者を引き込む力が増した』(ChatGPTからの引用)でしょうか?

ただ、単なる「小説風」だと面白みに欠けます。
そこで、今度は「少女向け恋愛小説風」に書き直してと頼んでみた。

少女小説風に書いた結果は次の通り

『星降る夜の奇跡』
月明かりがそっと室内を照らす中、純真な心を持つ少女、須未亘は、ひっそりと「かけAI実験室」へと足を踏み入れた。彼女は、言葉を操る才能に恵まれていたが、絵を描くことには自信がなかった。それでも、今宵、彼女の冒険が始まる。その鍵を握るのは、新たにChatGPTに実装されたDALL-E 3。
かつて、テレビ番組のために描いたピアニストの絵が、不慮の事故で宇宙人に見えてしまった記憶。亘はその失敗を胸に秘め、今回の試みに挑む。
「DALL-E 3って、いったい何?」彼女は静かに問いかけた。画面に表示されるのは、文字から絵を創り出す魔法のような説明。亘は心を込めて指示を打ち込む。そして15秒の待ち時間。
「わあっ!」彼女の目は希望に輝く。ほぼイメージ通りのピアニストが現れたのだ。しかし、まだ彼女の理想とは少し違う。彼女の夢には、もっと上からの視点で、ピアニストの繊細な手元が映し出される構図が必要だった。
何度もの修正。それはまるで、恋の迷路を彷徨うかのよう。しかし、亘はあきらめない。テレビサイズの16:9に合わせるため、Canvaで再調整を試みる。それは、恋の駆け引きのように繊細で、時には苦しい作業だった。
そして、ついに完成した絵は、まるで夢のように美しかった。絵心がないと思っていた亘が、ただの言葉だけで、こんなにも素晴らしい絵を創り出せたのだ。
この実験は、DALL-E 3の魔法で、絵心がなくても美しい絵を描くことができるということを教えてくれた。ただし、修正のたびに絵のタッチが変わるという小さな課題も。それでも、画像処理ソフトと組み合わせることで、完璧に近い作品を生み出すことができた。
「ありがとう、ChatGPT」と亘は小さく囁いた。彼女の前には、「PIANST」という綴りが輝いていた。まるでAIにもう少し「愛」が必要だという、小さなメッセージのように。
夜が明け、亘は実験室を後にした。彼女の中には新たな可能性の種が芽生えていた。この一夜で、AIとの出会いが、彼女の隠された才能を開花させたのだ。

タイトルが『星降る夜の奇跡』ときたか。
妖精か、王子様でも出てきそうな雰囲気だ。

少女小説というより、子ども向けのお伽噺風になっている。

偶然だが、最後に「愛」が必要だというメッセージも少女小説風に書くと、何だかしっくりくる感じがするのは私だけでしょうか。

うん、まったく違った文章になっていて、面白い。
これで若年女性向けのライティング依頼が来ても自信を持って対応可能だな。

実験結果

Creative Writing Coachの使い方として今回の実験が正しいかどうかは分からないが、パロディ作品を作るのに非常に有効なことが分かった。
また、小説を書きたい、けど「表現方法」が思いつかないという人はこのツールを使えば、「ベタな小説」を書く練習として有効に使えることでしょう。

何よりChatGPTは使用者の文章や命令を学習していくので、何度も何度も使い続けているうちに構成を書くだけで、「自分らしい」小説が一本完成する日がくるかもしれません。
ただ、こうなってくると「自分らしい」文章とは一体、何なのか。だんだん分からなくなってくるという…奥深い話になってしまいますね。


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