キーエンスの営業極意④
今週の課題図書(?)と決めて読んでいる本書
本日も気になったワードを自分のアウトプットへと繋げていきたいと思います。
キーエンスエンジニアリングはキーエンスの100%子会社とのことで、実質的なキーエンスの「工場」というわけですが、自社でやるのは生産活動ではなく、『最も効率的な量産方法の確立』であり、それが確立されたらあとは協力会社に振って生産してもらうことで、コストを抑えているそう。
この考え方は映像制作の業界でも利用できる考え方で、いかに商品としての仕様をシンプルにして、マニュアル化するかに全力を注ぐ。
そこが仕事の全てといってもいい考え方なのだということが分かります。
キーエンスに取っては生産活動は仕事ではなく作業なんだなということを実感させられました。
この考え方も目から鱗でした。
普通に考えたら入金後に支払いが来るのが間違いなくいいはずなのに、それを逆にするという発想。
何のメリットも無いと思ってたのに、有事の際の部材確保のための工夫を平時から行っているというのは脱帽です。
確かに供給元からすれば、どこよりも支払いを早くしてくれるクライアントの方が先に部品納入しますもんね。
納得。
自分が常識だと思っていたのが、ことごとく覆される本で本当にキーエンスという会社は面白いなと感じます。