自分の大切にしている価値観を知る
自分の大切にしている価値観を知るための方法
本日読んだ本の紹介
八木 仁平さんの「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」
こちらは自分のやりたいことを見つけきれていない人にとって体系的に見つける方法を教えてくれる良書です。
この著書を見ながら自分のやりたいことを棚卸ししていきたいと思います。
まず本を読んで気付かされたのは
「好きなことを仕事にする=幸せではない」というところ。
大切にしている価値観 × 得意なこと × 好きなこと = 本当にやりたいこと
という方程式に気付けたのはとても学びになりました。
そこで大切にしている価値観を見つけるために本に書いている質問に対して自分でも回答してみました。
1.価値観に気づく5つの質問
Q.尊敬する人は誰ですか?その人のどんなところを尊敬していますか?
A. 大谷翔平選手。
アメリカ・メジャーリーグという野球界最高峰のステージにて前人未到の二刀流という形でマルチに才能を発揮し、自分の目標に対してやれることは何でもやる(ex. 運を味方にするためにゴミ拾い)というストイックな姿勢が尊敬できる。「気品」「自信」「人気」「余裕」
Q.幼い頃や思春期にあった、今の自分に一番大きな影響を与えている出来事 or 経験は何ですか?
A.
・姉との口論。殴りあいの喧嘩はできないので口で自分の意見を主張して相手と討論するという経験を小学生からしてきたように思う。「正確性」
・8時になったら机に向かう。父から言われて、その時間に勉強しなくても机に向かう姿勢を叩き込まれた。「勤勉」
・習い事。多くが親にやらされる形で英会話・ピアノ・サッカー・空手・習字・水泳・テニスとやってきた。それらの経験を通じて、どうしたら最短で上手くなれるか学んだ。「スマート」
Q. 今の社会には何が足りないと思いますか?
A. 自己肯定感の高い人。自信を持って生き生きと生きている人。やりたいことをやっている人が少ないように感じる。
Q. 自分って人生で何を大事にしてそう?と周りに聞く。
A. 会社の上司に聞いた時点では「自己成長を大事にしている」とのこと。仕事で高いパフォーマンスを発揮はしているが、部下の成長に対しては興味を持っていない。なかなか痛い回答でした。ただ言い訳させてもらうと、部下を育てるということは興味がないわけではないが、「クライアント>部下」という考え方じゃないと、「部下を大事にするためにクライアントを適当にあしらっては本末転倒」だと思っている。クライアントからの信頼を裏切りたくないという思いが強いのだと思う。「信頼」
Q. 自分の子どもを育てたり、他人に助言するときに、一番伝えたいのはどんな行動で、一番伝えたくないのはどんな行動ですか?
A. 伝えたいこと。
・人から「ありがとう」と言われる生き方をしてほしい。「誠実」
・人から「かっこいい」と言われる生き方をしてほしい。「スマート」
・限られた他者に依存することなく自立した人生を歩んでほしい。「自立」
・周りの人にエネルギーを与えられる人「エネルギッシュ」
・自分の人生に夢中になってほしい「夢中」
・人に影響を与える人「影響」
・健康でいてほしい「健康」
・すぐ行動できる人「スピード」
・遊ぶ時は遊ぶ、頑張る時は頑張る「全力」
A. 伝えたくないこと。
・日々の生活に意味を見いだせないまま、長期的な目指す方向もなく生きている人にはならないでほしい。「堕落」
・人を騙す。「不誠実」
2.価値観のキーワード抽出
上記の質問の回答の中から自分の価値観であるキーワードを抽出してみると下記の通りになりました。
「自立」「自信」「余裕」「ユーモア」「エネルギッシュ」
「スピード」「正確性」「勤勉」「努力」「シンプル」「夢中」「スマート」
「誠実」「信頼」「影響力を持つ」「人気」「健康」「気品」「全力」
以上の中で外的要因の要素が関係してくる部分である「影響力を持つ」「人気」というワードは削除して、関連ワードをグルーピングしてみます。
「自立」
「スマート・気品・自信・余裕」
「全力・勤勉・努力・シンプル・夢中・エネルギッシュ・スピード」
「誠実・信頼される人・正確性」
「健康」
3. ランキング付け
それができてから大切にしている価値観をランキング付けしていきます。
土台に据えるべきもの→最終的に最も大切にしたい価値観という順番でランキングするのがコツです。
こうしてできた私の価値観ランキングが以下の通りです。
1.健康
2.シンプル
3.スマート
4.誠実
5.自立
4.まとめ
この価値観が満たされていたら自分はどんな生き方でも満足できるということがわかりました。
仕事選びもこの原則が自分の中で満たされた上で溢れ出る部分を他人に提供することが大切ということです。
「健康で誠実に全力で気品を持って自立する方法」をコンテンツとして提供すれば、自分は夢中になって学べるし、それを提供することで人に感謝してもらえるという気づきを得ました。
明日はここから自分の得意なことを棚卸ししていきたいと思います。