![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144100344/rectangle_large_type_2_b8fbff826a8255b48e1c931cd4c3c0e3.png?width=1200)
祖母の背を越して蝉鳴く母国かな
さぁ、そろそろ夏本番が近づいてきました。
まだ僕が住んでいる関東地方で蝉は鳴いていませんが、沖縄や南日本の方ではもう鳴いているようです。
まだ俳句に目覚めてない頃、蝉は勉強の邪魔で鬱陶しいと思っていましたが、俳句が好きになったとたん、蝉も季語の1つなだなと思い、今では蝉のおかげでお気に入りの句が詠めました。
一気に違う話になりますが、そういえばおばあさんやおじいさんって、年とるたびに背が縮んでいく気がしますよね。
父の方の祖母も身長154㎝ぐらいで、僕の中学生の姉は身長は157㎝でした。
姉の方が3㎝背が高かったみたいです。
そう、もうこの文を読んだらわかると思いますが、この句は祖母と姉を句にしたのです。
ある日、僕と姉が庭で収穫できた夏野菜を届けに行ったら、姉を見るなり、
「えぇっ!〇〇ちゃんもうそんなに大きくなったのっ!ばあちゃんの背越してるんじゃないのっ!?」とすごく驚いていた様子。
家に帰って、姉はその出来事を両親に話したら笑っていました。
まぁ、まだ中学生の孫に背を越されたらそりゃ驚くだろう。
そんな話で笑っていたら、外で蝉の声が徐々に聴こえてきました。
「ミーン、ミーンミーンミーン~~~ーーー」と。
![](https://assets.st-note.com/img/1718422213873-LF41XSvCym.png?width=1200)
いいなと思ったら応援しよう!
![親睦](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110372922/profile_0ee69e385ced5c0744ce1cb5566a6aef.jpg?width=600&crop=1:1,smart)