協力と尊重:同意しないがコミットする、成功の秘訣
本を読んでいて、本題ではないのですが心に残った文章がありました。
思うところがあったので記事にします。
#同意しない 、だがコミットする"
"双方が意見を述べる責任を果たしたうえで責任者が決定したことであれば、それ以外のメンバーは賛否を問わず全員が決定を尊重してコミットし、全力で支援する。そうしたメンバーのコミットメントに対して、責任者は結果によって答える。"
出典:GITLABに学ぶ 世界最先端のリモート組織の作り方
ビジネスの世界では、異なる意見が対立することは避けられません。しかし、その対立から生まれるのは新しいアイディアや効果的な解決策です。そこで、同じ船に乗る仲間たちが「同意しないがコミットする」スタンスをとることが、チームの成功につながる秘訣となるでしょう。
最近は若手指導に対して責めた/責められたという2元論での議論が多いように感じます。しかし、問題はもう少し根深く、上司が決めてくれない・若手が従わないとそれぞれに問題があると思う時が実生活でもあります。意識すべきと思うスタンスを私なりにまとめます。自分も月曜日から意識しないと。。笑
双方の意見を尊重する: 異なるバックグラウンドや経験を持つチームメンバーが揃うことは、クリエイティブな問題解決の土壌です。対立する意見が出た場合、相手の視点を理解し尊重することが重要です。それがチームの力を引き出す第一歩です。
責任者の決定を尊重する: ディスカッションを経ても双方の意見が真っ向から対立する場合、最終的な決定は責任者に委ねられます。ここで重要なのは、決定に異論を唱えたとしても、一度その決定がなされたならば、全員がそれを尊重し、チームとして行動することです。
全力で支援する: 意見が一致しなかったとしても、一度チームがコミットしたら、全員がその目標に向けて協力することが求められます。相違点を超え、共通の目標に向かって協力する姿勢が、チームの強固な一体感を築くのです。
責任者のリーダーシップ: チームが「同意しないがコミットする」姿勢を持つならば、責任者もまたその結果に対してリーダーシップを発揮しなければなりません。成功の場合は喜びを共有し、課題が生じた際は率先して解決策を模索し、メンバーを引っ張っていく姿勢が求められます。
このような協力と尊重のスタンスが、ビジネス環境での成果を最大化し、強力なチームを築くのに一役買います。異なる意見を歓迎し、それを統合することで、チームはより柔軟かつ創造的に問題に取り組むことができ、最終的な成功につながるでしょう。