山本太郎氏と唯一神
タイトル、誤植じゃないですよ?
前回の山田太郎議員に関する文章、とても多くの人に読んで頂けたようで誠にありがとうございます。
内容的に野党批判を含んでいたので、バランスを取るために今回は山本の方の太郎氏について、良い評価の話をしますので苦手な方はご注意。
といっても最近の話ではなくて結構昔のこと。秋葉原で山本氏と今は亡き唯一神又吉イエス氏がやりあった時のことについての雑感でございます。
正確にはいつだったかなと思って調べたら2013年の参議院選前だったんですね。その日は休日だったので私は秋葉原に来ておりまして、とらのあなを目指して移動していたら何やら演説をやっている。よく見てみると山本太郎だ。当時の私はどちらかというとオッスオラ極右側だったので、バトロワ映画の川田は良かったけど竹島発言は許しまじということで、ちょっと離れた所で最初から批判的な気持ちで演説を聞いていました。
なのですが、表現の自由を守ろうという事に関して結構良いことを言ってて、どうせ秋葉原受けすること言ってるだけやろと反発しつつも私の中での敵判定が薄くなっていったわけです(ちょろい)。
そうこうしているうちに現われたのがかつて東京での選挙の度にネット民(2chとか、当時はまだ個人サイトが強かったですなぁ)を沸かせた唯一神こと又吉イエス氏。山本氏に対しおきまりの「腹を切って死ね!」発言を浴びせ、「やべえ本物だ!」と感動した覚えがあります。
それに対して山本氏、まあ小馬鹿にするような態度ではあるんだけど、自分に対して「腹を切って死ね」と言ってきた相手に対し、何かしらの対話を試みていたんですね。あと又吉氏のあの街宣もまた表現の自由なんだ的な趣旨の話をしていました。
その辺りで私は聞くのを切り上げ、とらのあなに移動したのですが、あの又吉氏に対して対話を呼びかけたのと、自分への悪口を許容する姿勢は中々のものだなと思いました。
といった山本太郎氏についてのお話でした。もちろん全肯定してるわけじゃないのですが(あれは撤回しろよという問題発言もありますよね)、こいつに良い所なんざ1つもねえという見方に陥るのもまた思想方向としては危険ですので、この部分を自分は評価するよという話でございます。
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