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映画『ルックバック』について

  『ルックバック』    この話は徹頭徹尾、藤野と京本の2人の話であった。  藤野が京本の作品と出会ったところから始まり、2人で終わる。  何故2人で終われるのか、についてここから書いていく。    並行世界。  これは、原作者の別作品『さよなら絵梨』で言うところの「ファンタジーをひとつまみ」である。  藤野の後悔の念が時空を歪ませ、2人の出会いの(そして藤野視点では悲劇の)契機となった4コマの破片を転移させて世界を分岐させる。京本が部屋から出ず、2人が出会わなかった世界は

    • うちの山田太郎議員が申し訳ありませんでした

      1年以上ぶりの投稿になりますが、こんな記事を書く日は来ないでほしかった……。 「うちの」山田太郎議員ってどういうこと?、となるかもしれませんが、選挙期間にネット上で応援し、実際に一票入れた身ですので、その関わりに責任を持つべく「うちの」としました。 現時点、不倫報道があり本人が事実と認め政務官を辞任、以上のことは分かっていない状態で書いております。 私は元来、著名人の不倫報道には興味がなく、どうでもいいと考えておりました。 勿論不倫は悪いことではあるが、言ってしまえば他

      • 参院選と赤松先生とオタクの組織化

        約2年ぶりの投稿になります。 前回も(というかノートを始めたこと自体が)選挙ネタでしたね。 ということで前回は山田議員を応援しているということでちらっとふれた赤松先生が今回ご自身で出馬されて、見事に比例トップ当選となりました。 ほぼ53万票ということで凄いのですが……、という記事になります。 当選はおめでたいけれど まず、避けては通れない「赤松先生に票が集まり過ぎて他の表現の自由系候補が落ちとるやんけ問題」ですね。 確かに、困ったものです。問題です。 藤末さんとかくり

        • 山本太郎氏と唯一神

           タイトル、誤植じゃないですよ?  前回の山田太郎議員に関する文章、とても多くの人に読んで頂けたようで誠にありがとうございます。  内容的に野党批判を含んでいたので、バランスを取るために今回は山本の方の太郎氏について、良い評価の話をしますので苦手な方はご注意。  といっても最近の話ではなくて結構昔のこと。秋葉原で山本氏と今は亡き唯一神又吉イエス氏がやりあった時のことについての雑感でございます。  正確にはいつだったかなと思って調べたら2013年の参議院選前だったんです

          山田太郎議員と野党

          先日総理が辞任を表明しましたが私が扱うのは表題ですよ。 さて、前回山田太郎議員について書きましたが今回はその続き。 山田議員が選挙時にネットでの活動を駆使したことはまだ記憶にとどめられているかと思います。そして、それを(私もそうですが)「普段政治的な発言はTwitterでしてないけど」という、いわゆる普通のオタクが盛り上げたというのが印象的でした。 私の常々の疑問として、野党や支持者の方々の言う「市民」って誰を指してるの、というものがあります。「市民の声を聞け」とか「こ

          山田太郎議員と野党

          山田太郎議員とネット選挙

           はい、旬をとっくに過ぎた話題ですね。  ではありますが、基本的にここでは、時既に渦中という話題は扱わず、ある程度世間的にも自分的にも落ち着いた話題を振り返りつつ考えていきたいと思っています。  というのは、渦中の話題というのは賛否共に激化しやすいんですよね。何せ溺れてるわけですから。冷静さを欠いた状態で意見を述べると、あんまり良いことないよなぁということで、今更感のある話題を一歩引いて観測していきますよ。(後出しジャンケンがしやすいという説もありますが……)  さて表

          山田太郎議員とネット選挙

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           冷やし中華みたいなタイトルですね。  ここではTwitterに書くには長い、というか書きにくいテーマについてつらつらと書いていこうと思います。  まあだったらそもそもTwitterと連携しないで真っさらな状態から始めればという説もあるんですが、それだと書くものが軽くなりそうなので連携しました。HNとはいえ、ネットの世界で9年活動しているアカウントを背負うということは書く文に責任を持つ意識が出来るのではと思ったわけです。  ということで政治宗教国際関係等の飲み会や冠婚の

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