【後悔?反省?】マレーシア留学前にやっておくべきだった準備
マレーシア留学3年目ももうすぐ終わるところです。
今回の記事ではあえて、ここに来て思う「マレーシア留学前にやっておけば良かったな」という事柄をまとめたいと思います。
この取り組みは短期でできるものではなく、マレーシア留学を検討している方が数年前から準備すると良い内容です。
今後、マレーシア留学を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
マレーシア留学をする子どもが事前にやっておくと良い準備
早速、我が家が「足りなかった!」と数年苦労させられた準備不足の部分をまとめますね。
1.日常英会話程度の英語力+Phonics
当たり前の話ですね・・
日常英会話ができると、友達が作りやすいし先生の指示も理解しやすいです。
もちろん、日本で習う英語とマレーシアの英語は少し違うから慣れる時間は必要だけど、基本を学んでおけば、すぐにやり取りに問題がなくなるんじゃないでしょうか。
小さい子どもが英語を基礎から学ぶなら、ガチガチに文法を勉強するのではなく、英語の音から覚えるPhonics(フォニックス)スタートをおすすめします。
フォニックスなら、幼稚園児や低学年でも始めやすいです。
うちの場合は、フォニックスにこだわったゆるゆる準備を近所のアメリカ人の英語教師から1年くらい習ったものの時間が足らず、あまり話せない状態でのマレーシア留学開始でした。
だから、初めは学校に溶け込むのが本当に難しかった!
でも、Phonicsに力を入れた良い部分もありますよ。
息子はマレーシアに来てから別の先生にお願いしてフォニックスを上級レベルまで完結させたので(娘は途中で離脱・・)、現在ではスペリングミスが少ないです。
フォニックスをマスターすると、英語の音を聞くことでスペルが分かるようになるんです。
今後長く続く英語学習の中で、スペルを覚えるのに時間がかからないという能力は非常に有利に働きます。
ちなみに英語圏の学校ではPhonicsの習得に3年使うそうです。
息子の場合はそんなに時間に余裕がないので日本で週に1回を1年半、マレーシアで週に5回を5ヶ月かけました。
娘はマレーシアの先生の厳しさに離脱したけど、耳が良い子だから何とかなったかな・・
2.学習習慣を身につける
マレーシアのインターナショナルスールは、日本の公立小学校よりは勉強が大変だと思います。
テストの点数も成績としてしっかり残るしね。
日本では朝の自学と夜の宿題くらいしか学習習慣がなかった我が家は、学習習慣が不足しており、マレーシアに来てから勉強への抵抗感を減らすことに長い時間を割きました。
「テスト前だから勉強する」というよりも、そもそも毎日復習・予習をする習慣があれば、もっと学びがスムーズだったと思います。
また、これまで自学を「進研ゼミ」のデバイス学習に任せており、「自分に必要な勉強」「どうすれば理解度が深まるのか」などの勉強方法が受け身だったことも大きな問題の一つです。
進研ゼミ、便利なんですけどね・・自分で学び方を知らないままできあがっちゃうんですよね・・
3.問題解決能力・自己管理能力を身につける
日本では先生が生徒全員に目を配り、細かなことまでやってくれます。
例えば、忘れ物をしたら先生から連絡が来る・体調が悪そうなら声をかけてもらえるなどの対応も、マレーシアでは自分から困りごとを主張する・自分で解決する必要があると考えています。
それに、、躾に近いようなことは学校では行いません。
まぁ、日本が学校に求めすぎですよね・・
そのため、勉強の時の姿勢・鉛筆の持ち方・ノートの書き方・自分の持ち物の管理の仕方などは、家でしっかり教える必要があります。
息子は小学校4年生まで日本で育ったので、その辺は大丈夫なのですが・・娘はなかなかこの辺が定着しない・・
「親に言われるより先生に言われたほうが効果がある」性格のせいかもしれません・・。
また、日本の小学校ほど挨拶を重要視した取り組みはないため(挨拶運動とかね)挨拶もなかなか定着せずに困っています。
4.算数を先取り学習する
インターナショナルスクールなので、英語や理科の学習内容は日本とは違います。(理科は同じだと考える方もいるので個人的見解だとお考えください)
でも、算数は順番や深度は異なるものの、ほぼ同じだと考えています。
そして、私はケンブリッジ式の算数と比較して、日本の算数の方が学びやすい・・と思うのです。
私の印象では、ケンブリッジ式の算数では広範囲を少しずつ齧っていくスタイル・・日本は反復練習で徹底的に押さえていく感じです。
具体的には、Year1で1×1, 2×1,3×1・・・をやって、Year2で1の段と2の段だけやって、Year3で・・またちょっと増やしてみたいな小出しなんです。
(数年前の記憶なんで少し間違っているかも)
だから九九を完璧に覚えるのいつ??て、なっちゃうんですよね・・。
前置きはともかく、日本で来年分・再来年分の算数を独学で学んだ上でマレーシアに来れば、算数に余裕がある状態で他の教科の学習に集中できます。
5.家事力を高めておく
こちら、私のワガママかも・・
パパを日本に残して子どもとママでマレーシアに来る場合・・ママが体調を崩す・体力の限界を感じることがあります。
ワンオペだから仕方ない。
困った時に、子どもが洗濯・掃除・調理を一つでもやってくれると、本当に助かるんです。
うちは私が仕事で忙しい時には、息子が洗濯と調理をしてくれます。
6.留学の目標を決めておく
特に中学生以降でマレーシア留学をする場合には、留学の目的を明確化して目標に向かった取り組みを進められると良いです。
働きたい国があるとか・・そういうふわっとした目標でも良いんじゃないかな。
特に留学スタート時は毎日辛いものなので、目標がなければ心が折れてしまうかも・・
親子で話し合って、目標を共有できると良いですね。
まとめ
どこまでやっても「準備万端100%!」の状態でマレーシアに来る人っているのかな・・って感じですが、早め早めの準備が留学後の生活を左右します。
もちろん、準備なしでも何とかなるけどね。
何かとストレスが少なくスムーズに進められる印象です。
海外での生活は想定外のことが連発するので、少しでもうまくいく準備をしたいですね。