発達障害の診断を受ける前に感じていた違和感
こないだの記事でも書いたように・・子供の発達に不安を感じているのなら、まず検査を受けてみよう!と言い切りたい私ですが・・
実際、検査って気軽に受けられるものでもないし、何より幼稚園生以下だと様子見を勧められるケースが多いと思います。
今回は、不安を煽りたいわけではないけれど、私が息子の発達に感じていた違和感をまとめました。
正直、書ききれないくらいあるので、違和感の中でも特に困ったことをまとめますね。
息子の育児で困っていたこと
あの手この手を尽くしても、結局彼の成長を待つことでしか改善に促せなかった困りごとは、次のようなものです。
朝まで眠れない
まず、新生児の時から寝ない!1時間連続で眠ることが難しく、とにかく夜泣きが酷かった・・・
当時は専業主婦だったから何とかなったけど、共働きだったら過労死していたんじゃないかと思うくらい、眠れない日々でした。
これ以上無理と思って、早めに断乳してから長く眠ってくれるようになったかな・・
しかし、次に始まるのは夜驚症ってやつでして、ひどい時は毎晩・・夜中に1回〜2回、飛び起きて泣き叫びながら走り回るようになります。
夜驚症は数ヶ月続いて数ヶ月落ち着くという繰り返しを4年くらいかな・・続けました。
病院では睡眠導入剤を提案されましたが、悩んでいるうちに良くなる・また悪くなるを繰り返す数年間でした。
今は夜驚症も落ち着きましたが、寝入りに時間がかかるようです。
病的な偏食
これまた生活面の問題です。
離乳食も数種類の特定の食べ物しか食べません・・息子の場合は、バナナ・お粥・ヨーグルトのみでした。
病院に相談に行ったりはしたけど、とりあえず体重も減ってはいないし様子見で過ごしました。
通常食になってからも食べられるものは異常に少なく、ご飯・あんぱん・ミートボール・バナナ・ヨーグルト・チーズ・ハイハイン・ボーロなど、数えられる程度でした。
これはもう、あの手この手を使ったけれど、結果的には幼稚園に入って給食が出るようになってから、食べられるものがやっと増えました。
今でも好き嫌いは激しいけどね・・・。
衝動性が強く癇癪持ち
これはね、赤ちゃんなんてみんな癇癪持ちみたいなもんじゃないですか・・
でも、魔の2歳が過ぎても魔の3歳・・4歳・・5歳・・・、癇癪が治らないあたりで大変だぞと思いました。
お友達関係は、まだまだ小さいからで許されていたけれど、年々そうも言ってられなくなります。
この困りごとは、今でも一番悩んでいる特性ですね。
感覚過敏
苦手な感覚が多く、特に砂やベタつくものを嫌がりました。もちろん砂遊びはできないし、幼稚園の組体操などで砂に触れることも全力拒否。
校庭に座ることすら嫌だったようです。
その辺の過敏な感じは、小学校入学までに改善しましたね。今でもスライムとか粘土を触るのは嫌いなのと、臭いに敏感な部分は残っています。
極度・・までではなく、神経質ってレベルかな。
その他の一般的な違和感
ここから先は、発達障害児育児を経験している方がよくいう一般的な違和感です。
どれも特性からくるものが多いですが、幼少期には生活に直結する部分ではなかったので、あまり思い悩んでいませんでした。
コミュニケーションに関する特性は、今まさに悩んでいるところです。
他の子供に興味がない
言葉の発達が遅い
はじめて取り組むことを極端に嫌がる
体の動きを完全に止めることが難しい
ママパパ・祖父母以外に触られることを嫌がる
予定通り物事が進まないと怒り出す
勝ち負けにこだわりが強く負けると癇癪を起こす
遊びにこだわりがあり他者を受け入れられない
遊び以外にもとにかくこだわりポイントが多過ぎる
一つのことに没頭すると止められない
絵を描くのが嫌いでずっと数字を書き続ける
これは関係ないかもしれないけど、体の成長も遅くて今でも1年くらい下の学年と体格が同じくらいです。
まとめ:育てにくさが特性に直結することが多い
私は、息子の育児で思い悩むことの大半が特性がらみだったなと思います。
娘の育てやすさったらもう・・・娘は自分と同性というのもありますけどね。
「うちの子発達障害かも」と思って落ち込んだり悩んだりするんじゃなくて、可能性は片隅に置いといて、検査が受けられる年齢になったら発達障害の検査を受けてみましょう。
特性がはっきりすれば、必要なサポートが分かります。それは子供と保護者の道標になると思ってください。