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子どもの「だらしなさ」は生まれつき?片付けられない女である娘の性格
海外在住者の首を絞める円安の中、家賃を上げて広い部屋に引っ越ししたのには理由があります。
うちの娘はとにかくだらしなく、いる場所いる場所を散らかすのです。
娘の部屋がなかった前の住まいでは、リビングが常に散らかっているというストレスに私が耐えられなくなったんですよね。
片付けても片付けても、追いつかない!
娘の部屋ができた今も娘の部屋はもちろん散らかっているけれど、それは彼女の自己責任・・ずいぶんストレスが減りました。
私は彼女のだらしなさを改善するために、私なりに何年も努力してきたつもりです。
しかし、娘は間も無く10歳になるのにだらしなさの部分では大して成長していません。
お兄ちゃんはそんなことないのに・・なぜ・・どうしたら・・と悩んでいたところ、こちらのツイートを見つけました。
子供がだらしないのもマイペースなのも片づけができないのも生まれつきであり、親のせいでも子供のせいでもありません。ですから、親は自分も子供も責めてはいけません。子供のうちなら直るというのは嘘であり、叱り続けても直りません。そこは目を瞑って、先に長所を伸ばした方がよい循環が始まります
— 親野智可等 (@oyanochikara) October 19, 2022
⇧の記事では、より詳しく教育評論家である親野先生の意見が書かれています。
なるほどと頷くことばかりでした。
簡単にまとめると、先生が言っているポイントは次のようなものです。
1.子どものだらしなさは育て方ではなく生まれつき
2.だらしなさを改善するより合理的な工夫を考える
3.気になる点の裏側にある長所に目を向けるべき
確かに、兄である息子はきちっとした性格で、自分の住環境が整っていることを快適に感じるタイプです。
私は大雑把だけど綺麗好き・夫は私よりさらに綺麗好きで神経質
おそらく非常に整理整頓された環境で育った兄妹が、どうしてこんなに違うのかと不思議に思っていたのです。
「生まれつき」だと考えれば、この不思議も解決します。
ちなみに、娘のだらしなさの中でも困っていることは次のポイントです。
ゴミがゴミ箱まで届かず床に散らばる
元ある場所に使ったものを戻す確率1%未満
大切なものも床に置く
机の上は物の山
引き出しの中も物の山
通学バッグの中もぐっちゃぐちゃ
さらに最低限の身だしなみも、注意しないと整えずに誤魔化そうとします。
言っても言っても、収納を工夫しても変わらない・・・
ちなみに・・
上記サイトの一文
私の経験でいえば、そういう子は先ほど書いた「創造力が高い」の他にも、癒やし系の能力が高い、他者ができないことを許せる、大らかでゆったりしている、包容力と共感力があり人に優しい、自分の世界をじっくり深める、などの長所をもっている可能性があります。
上記のポイントも娘の長所に当てはまります。
だらしなくて適当だけど、その分人に優しく大らかで小さいことは気にしない。
突然乗り移られたように散らばった画材で何時間も独創的な創作を始める。
結局、兄と真逆の長所・短所を持っているってことかな。
一緒に暮らしているのだし、「生まれつきだから」と全てを許容するわけにはいかないけれど、イライラしたり焦りを感じたりすることなく、彼女に向き合っていきたいと思いました。
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