「Let It Go」の弊害、肥大した自我。
最近同年代で、同属性で、あまりにも確立された自我が強すぎて、いやちょっとそれはいかがなものか・・?という行動に対しても、「いや私はこうなんで」(キリッと応答し、シンプルに周りの人の話を素直に聞けてないなというシーンが散見される。
有名人も、身の回りも。
端から見てウッとなって、でも注意するとかでもないので、黙って距離をとる。
「Let It Go」「ご自愛」「セルフエンパワメント」も、行き過ぎると、途端に毒となるのだと感じる。
単に周りが見えてない、人の話を聞かない人になってしまうし、残念ながらなかなかもうこの年齢になると叱ってくれる大人もいない。
何事も過剰はよくない。人のふり見て我が振りなおせ、だ。
最近の自分もこうなっていやしないか。特に社会問題とか、その手のトピックスになると。
そうなってくると、周りはもう黙って距離を置くしかない。戦うのも面倒だし。
とはいえ、自分からも、何人かこうやってすでに離れていったんだろうなと感じる。
すごい!さすが!あなたはありのままでいいよ!最高!とちやほやしてくれる人ばかり周りに置くと、裸の王様になっている危険性がある。
(※当方は女なので、「裸の女王様」と打ちかけたのだが、あまりにもニュアンスが違ってやめたw)
自立していることと、自我が肥大していることは違う。
下期のテーマ、アンチ・アテンションエコノミーに、これも加えようと思った。
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