仕事中に限って社会問題のことを考えちゃう。最近は気候危機とか。

タイトルの通りで、仕事中に限って、ジェンダーとか気候変動とかのトピックスが気になってしまって、、という件。

暇なのかと言われると別に暇ではないんだけど。
(今期のノルマやばいし。)

ぶっちゃけあんまり興味の持てないことを仕事にしてしまっているからか、業務中にニュース記事などを読んでいると、ついつい自分が興味のある社会問題系の記事を目にしてクリックしてしまう。

はあ、なにこれ?!よし、今日は退勤したら、〇〇と言うイシューについて調べよう!と意気込むものの、

いざ勤務時間が終わって、自由な時間が訪れると、今日は仕事がんばったんだから好きなことしていいよね?となり、社会問題とはあまり関係ない、くだらないpodcastを聴いたり、YouTubeを見たり、脳が疲れることをしたくないと言う気持ちになってしまう。

頑張って18:00になったらラジオをつけて「荻上チキ Session」 を出だしだけでも聞くようにするんだけど・・。(正気に戻してくれる番組。聞いてて辛いけど)

ただでさえ日中、8時間も9時間も労働で人生の大事な時間を割いているのだから、退勤後の自由な時間は自分の好きな楽しいことをしよう!と、昼間の決意が揺らいでしまうのだ。。

皆さんどうしてるんですかね、、。

最近、巨大すぎる、自分一人の心の持ちようではもうどうにもならないだろ、ということが確実に自分の生活に侵入してきており、憂鬱になる。

選択的夫婦別姓が認められないまま、また1つ年を取ってしまったこと、
異常な暑さ、異常なゲリラ豪雨、
物が高い、コメすら買うの躊躇する、
こんなに地震くるのに原発はやめない、
憲法があっさり変えられそう、とか。

ところで、この台風や異常な暑さを受けて、気候変動について興味をもった、否、持たざるを得ないな…と思った人はいますでしょうか。

私は格差とかジェンダーとかのトピックスについてはずっと興味があったんだけど、正直なところ環境問題・気候危機についてはそこまで自分事にできていなかった。

理由は2つで、
①あまりに立ち向かうものが大きすぎるし、ギリギリ自分が死ぬころまでは逃げ切れると思ってたから
②気候危機や天災は貧富、性別の差がなく、その場にいる人間に対して平等に降りかかるから。(あきらめ)

なんですけど、いろいろ見聞きするうちに、気候危機で真っ先に被害を被るのは、安全な地域に住めない人、貧しい人、女性だ、というところを知ってしまった。なんということ。巨大な天災ですら、足元で被る被害には格差があるのか、と。

また、農作物がやられたら私たちって普通に飢え死にするかもしれないんだな、とか、そこまでいかなくても大好きな果物が気候変動で二度と実らなくなるかもしれないんだよね、当たり前のことに気づいたり。

(※じゃあ室内栽培すればいいじゃんとか品種改良すればいいとか、そういう話はしてないし、室温を保とうとしたら空調でさらに地球にダメージあがる)

私は日々PCの前にいて作業らしきことをしているが、何も食べ物とか生み出してない。食べられるのは一次産業のおかげ。なのに、もしかしたら一次産業の人よりも収入が高いのかもしれない。とか。

とはいえ、多くのメディアでは、レジ袋をやめてエコバッグにしたりマイボトルにしたり、そういう個人の取り組みでできる涙ぐましい努力をまだとりあげて、廃棄物を出す企業の責任とか、そういう話はあんましない。

そりゃそうだよねえ、広告主だったりするもんね。

あと、環境にいいとされる企業のものは当たり前に価格が高く、あいにくそういうの買えるお給料もらってないよ、とか。

いっそ、自分の世代はギリギリ逃げ切れるかもしれないし、子供持つ予定もないし、とか、そういう利己的な考えで突っ走ってしまおうかと思う。そのくらい絶望的。

まあここでぐだぐだ言ってても仕方ないので、気候危機についてアクションしている人の動きや、まともな気候=人間が健康に生きる権利という観点で語っている書籍やPODCASTをみてみようと思う。

あと「自分だけはなんとか逃げきれそう」って、それって結局政治や社会運動に対する冷笑的なスタンス等々で、自分が上の世代の一部を軽蔑したり、憎んだりしてる、それの写し鏡でしかないから、本当にやめたい。

みなさんどうしてますか、この台風、暑さ、いよいよ気候危機、怖くないですか。わたしは環境にいいことをする、というムーブを「適度なPR(広報)ネタ」とはいよいよ思えなくなってきましたが、。。

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