大腸にポリープ 自分の人生もう一回よく考えてみる
初めましてスミレです。
9月17日に大腸のポリープが発見されて、
告知
そして入院
手術
とこの3週間で、自分の人生についてこれから
どうしていこうか、じっくり振り返る良い機会になりました
健康な時って、わざわざ癌や病気について調べない
けど、なってみたら、改めて癌という病気が身近であることや突然ふりかかってくるものだと実感する。
そして改めて検査の大切さも改めて実感。
もし、家族に癌になった人がいたなら
ぜひ検査を受けてほしいなぁって思います
で、周りの人に検査を勧めまくっていた私
手術前に、「しばらく髪を切れなくなるから短くしてこよう!」と思い立って美容室へ
もう5年以上経つかな
フリーで美容師をしてるNさん
いつもゆるやかに思いつくまま話を出来る良き話し相手なのですが、やはり私は
「癌になって、手術するんですよ〜」
「自覚症状あったんですか?」
とまぁ、お決まりの質問に答えながら、
「ぜひ検査受けてみてくださいね!早く受けた方が絶対良いですよ!」
と言ったところ
「多分結婚してるからそう思うんじゃないですか?独身だと別にいっかなぁ〜って思うんですよね」
と。
ガーン❗️
私が何がショックだったかって、
独身、既婚の境はないと思ってるし
そんな風に思っていたつもりもなかったのだけれど
意識の違いって大きくあるんだなぁ。と
共感のプロフェッショナルみたいな美容師Nさんの
本心を聞けたのはすごくありがたいなぁって思いました
検査を受けるためには、なんらかの動機が必要になるんだなと
お勧めするだけなら損はない!と思い込んで言いまくっていたけれども
それって「この小説いいから絶対読んでみて!」の好きの押し売りに近いのか?
なんてまたマイナスに考えてしまいました
が、検査することで命が助かる
大切な人と一緒に過ごす時間が作れる
なによりも大切な人を悲しませずに済むってことなんですよ
今回私が病気になったことで
周りの人にとても心配をかけてしまって
心配されることは悪いことではないのにね
なんで申し訳ないって思ってしまうんだろうね
ただ病気は人との距離を近づけてくれて
人の温かさを感じたり
命について考えさせられて
人生についても改めて考えさせられる
そんな大切な経験だったなと思っています
仕事を続けて15年以上経って
「仕事はやめない方がいい」
「辞めたらまた下っ端からやり直しだよ」
そんな言葉の呪縛からずっと逃れられず働き続けていましたが
私の今の気持ちは
「仕事辞めよう」ってこと
誰かのために役に立てるように
働くことで役立つと思いながら働き続けてきたと思うし
けど、そんな良いことばっか言えなくて
自分自身のキャリアのため
お金のため
に働いていたのも十分あるし
社会と隔たりができることが怖くて社会にしがみついていたのもあるし
ただ病気になったことで
もう少しこれからのことをゆっくりじっくり考える時が来たんじゃないか
人生の休養期間が来たんじゃないか
とも思っています
10年後の自分が今の私をみた時に
「良い選択したね」と言ってもらえるように
自分の選択に自信を持って前に進みたいなって思いました。
これからのこと
決めたこと
日々のこと
思ったことをゆるやかに
綴っていきたいと思います