バツイチ子持ち夫との馴れ初め
わたしの夫は、バツイチ子持ち。そんな夫との馴れ初めをお話しします。
夫との出会い
夫(以後「彼」)との出会いは、趣味のサークルでした。彼はサークルのまとめ役で、新メンバーのわたしによく話しかけてくれていました。気さくで優しい人だなぁ、という印象はあったものの、彼には妻と2児のお子さんがいたので、付き合う対象としては論外というか、そういうことを想像したことすらなかったです。
でも、同郷だったこともあり、すぐにふたりで飲みに行くほど仲良くなりました。既婚者だからか、変なドキドキ感とかなく楽しかったです。
急接近
彼との距離が急接近したのは、彼から結婚生活について相談されたことがきっかけでした。ワンオペ育児に疲弊した元奥様が、実家に帰ったきり戻ってこなくなったというのです。わたしは彼に「もっと父親の自覚をもち、奥様を支えてください」と言いました。彼の家族がバラバラになるのを、何とか食い止めたかったのです。
ところが、彼の相談に親身にのったことが、裏目に出ました。
その後、彼と元奥様の溝が埋まることはなく、2人は離婚しました。そして離婚に至るまでの間、彼の一番の相談相手であったわたしは、彼にとって特別な存在になっていたのです。
出会いから5年後に結婚
離婚が正式に成立した直後、わたしは彼から告白されました。そしてそのまま結婚。彼に初めて会ってから5年後のことでした。
5年前、絶対当たる占いで「サークルのまとめ役と将来結婚しますよ」と言われていたら、わたしは彼から逃げていたかもしれない。当時はバツイチの人と結婚するなんて絶対に嫌だったから。
でもわたしは、彼と結婚したことを全く後悔してません。バツイチと結婚したら不幸になる、養育費を払っている人と結婚したら不幸になる、そんなのは単なる思い込みでした。
わたしは今、幸せです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?