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女から男にカスタマイズされた弱きもの
「できそこないの男たち 福岡伸一 (著)」という本を買って読みました。その本の内容は、生物学者のY染色体の発見の話から、男を男たらしめる「秘密の鍵」SRY遺伝子の発見。本当の女と男の関係を考察し書かれた本です。
この本によれば、ハズレくじを引いて男として生まれてきた私は、女の使い走りとして一生を終える運命。一番大事な仕事は、母の遺伝子の半分を娘達に届けること。
私の場合、一人にしか届けることができませんでしたが、生物学的に一番重要な仕事は終わったので、もう、用済みということで、死の選択も含めて自由でいいよね?
でも、ヒトの雄は社会的責任(という名の奉仕、雌に尽くすこと)も果たさなきゃならないようです。
そしてなぜヒトの雄はそこまでして、メスに尽くすのか? 雄への見返りはたった一つ、射精時の性的快感。
それは男を支配する究極の麻薬。それがどうしても欲しくなる。してもしてもまた、した後からその感覚がほしくなる。
P277 引用
性的快感はオンナの方が、その何十倍も凄いというのに、オトコはほんの一瞬の快楽のために女に尽くす哀しい生き物です。
その縛り付ける性欲から解放されたとき、違う世界が見えるのです。
私は最近まで薬(抗男薬)の力を使ってその世界を見ていた。