澪つくし番台に立つあの顔のやっとあなたに追いつきました
ある映画の感想文
2019年11月15日
主人公を、社会に適応できない人間として見ていた。前半の彼女を自分に投影し、お前は「喋らないことで自分を守っている」この子だと突きつけられているようでとてもとても苦しかった。すごく狭い捉え方をしていたと思う。私を典型的な現代の若者であると仮定すると、現代の若者にとっては、彼女という社会に適応することが難しい人間ですら、向こう側の人間なのだ。
銀次が恋した人が彼女なら、彼女に対してあまりに意地悪な描き方だと思ってしまった。(今考えれば全