詩が書けたことに感謝 - 4
- 詩を書く前に よぎった思い~
彼のファンの方々の心の美しさ -
*
おそらく、想像するに…
怪我をして また 1 からのどん底へ
落ちてしまった彼
そのどん底から 常に気力で
何とか 苦労も乗り越え
そこから這い上がってきた彼
全く容易ではなかっただろう
だからこそ 何としてでも 勝ちたい
怪我をしたことによって
見えなかったものが見え
気づけなかったことを 気づけ
それを大切に育て 自分の栄養分にし
さらに進化した彼
その進化を自信に変えた彼
その奇跡が…
信じて 歩み続けた結果が
会場への移動日 前日に
やっと 4 回転ループが飛べるという
奇跡を起こした
その道のりをへて 平昌の舞台に立てた
おそらく…
精神的には いろんなものを消化し
また 大切にすべきものを大切に育み
平昌直前には
何の淀みも 迷いもなく
最高の状態で…
自分に勝てた彼は
ピークを そこに持って来れた彼は
恐れるものは もう何もなかったのでは… と
ソチ後 特に
右足靭帯損傷のため NHK杯欠場から
平昌オリンピックまでの
この道のりをメインにして
勝手に 脳裏で自分なりに彼をイメージし
詩にしてみたいと思った
彼の言葉を頼りに 自分の中で
一杯 一杯 想像を膨らませて
*
そんな言葉を頼りに
目をつむると 色んな彼が よぎってくれた…
リハビリに のぞむ彼
徐々にピッチをあげ、陸上ででも
そこでできる全てのことをやって
練習に はげむ彼
ついには 痛み止めを入れてでも
ジャンプに 挑む彼
勝つためには 精神学も学んだ彼
頭に 何度も 成功時の ジャンプのイメージを叩き込み
それと同じに 跳んでみせようとする彼
何度も何度も 完成形に近づこうとする彼
氷上に 昇れないもどかしさや
不安も 感じつつも…
色んな外的要因で ネガティブな方へ
引っ張られそうになりつつも…
そのたびに 自分は
こんなものでは 終わらない
終わらせてたまるか と
跳ね返る返そうとする彼…
極限で 生きている人
極限に置かれたとき
最大に力を 発揮できる人
具体的にそんな彼を
1 コマ 1 コマ 勝手にイメージしてみて
思い浮かべた時 心が熱くなった
一瞬 気持ちだけでも
彼の精神世界へダイブできた気がした
彼と一緒に つっ走れた気がした時
弾けるように 言葉が パッと
一気に 溢れ出てきた
*
焦らないで 順番に 落ち着いて
溢れかえった言葉を 組み立てた
非力ながらも 彼のストーリーを作りたくて
私なりの言葉で 彼をできるだけ 素敵に飾りたくて
そして それを 後から 少しまとめて
何とか 素人ながら 歌詞にしてみたくて
1 番と 2 番に分けた
私なりに 彼を思い
一生懸命イメージを 膨らませてみたけれど
彼に 見合うだけのものが書けたかな…
あまり あれこれ考えると
自信が薄れそうだから
私の中で 完結できたらいいのかなって…
思った
確かに 彼と一緒に跳べたのだから
そして それを たまに使っている
詩の投稿サイトに記念に
載せさせてもらったが
「羽生選手のことを思って書きました」
なんて
たかが 一素人が いばり過ぎてるみたいで
恐れ多くて 口には 出来なかった
最初は ずっと自分の胸の中だけに
秘めておき アスリートとだけ
書かせてもらった
けれど かけた瞬間は
彼には すこぶる感謝の気持ちで
いっぱいだった
彼の魂に 触れた時
私も いつもの自分と違って
全然 普通じゃない自分が出てきて
すごい世界が見えた気がした
*
つまり 彼のオーラに触れるということは
その触れた人なりに
凄いことができてしまうのかな
とも思えた
そして これを のちに まさか曲にしてもらい
恐れ多くも ご本人をモデルにした
動画にして頂けるなんて
その時は予想だにできず…
ありえないことだった。
当時は ただ一生懸命 彼を思って
彼の軌跡をたどってみて 出てきた言葉が
私なりに嬉しくて…
素人の私にも こんな歌詞のようなものが
書けたことに満足し
存在の大きすぎる彼に
ただ感謝するのみだけだったのに
なので最初は この詩を
奇跡的に 曲にして下さった時も
これも広く「アスリートに向けて」
と 留めておく方が
いろんなスポーツをやっている人に
先入観を持たずに 聞いてもらえるかな
という思いもあったし
何よりも ただの 1 素人が
彼の名を 無防備に使い
汚すようなことだけは
したくなかったのが一番だった
( けどこんなマイナーな詩 どっちみち
影響力なんてゼロなので、
余計な心配なんていらないかな
とも思っていたが… 笑 )
*
けれど…
そっと 誰かに聞いてもらいたいな
これは こんな思いで 書けたということ
もし 聞いてもらえるとしたら
誰に聞いてもらえれば 自分なりに満足かな
そうだ… どうせなら
彼の すごい大ファンの人がいいな
この人になら 聞いてもらえるだけで
もう悔いはないと思えるような人
そう思うと ある人が思い浮かんだ
彼女の動画は 好きで
過去に 何本かは拝見したことがあったので
彼女は 彼のファンで有名な方
そんな彼女に この想いを聞いてもらえたなら
もうそれだけで 満足
彼女に もし
「あなたのような こんなファンの方も
いらっしゃったのですね」
なんて…
同じファンとして少しでも共感して頂き
温かい言葉 1 つでも頂けたなら
もうそれだけで 口に出せなかった思いも
報われるような気がして
Twitter から 恐る恐る お便りをさせて貰った
正直 すごく勇気がいった
こんな 隠れファンのような私でも
同じファンとして 受け入れて下さるかしら
とドキドキしていた
するとしばらくすると ご返信下さり
信じられないことに…
そこには 詩 曲ともに 気に入ったので
動画にしてみたいと言って下さり
目を疑ってしまった…
同じファンとして気に入ってもらえるだけでも
共感して頂けるだけでも
報われると思っていたのに…
*
こんなマイナーな詩なのに
彼の動画に… ?
頭が 追いついて行かないほど
嬉しさで 溢れかえった
けど 同時に 彼に対してこんなマイナーな詩
失礼に当たらなければいいな… と
それだけが 気がかりで 申し訳なくも感じた
そしてご返信いただいて 少し驚いたことは
あんなに 彼女の動画ファンの方々から
熱い支持を受け 人気のある方なのに
無謀にも お便りさせてもらったら…
羽生さんの謙虚さ まで生き写しのような
すごく腰の低い方だったこと
やはり 彼をこよなく愛してやまない方々は
(彼女以外の ファンの方々も含めて)
彼に限りなく近づきたいと思うがゆえに
彼の魂まで 生き写しに なってらっしゃるんだと
彼の美の 連鎖反応にも 改めて驚きを知った
そして彼を深く愛する人は
ただそれだけで 多くの方から
愛される人でもあるのかなと
彼の魂って 「愛される」の連鎖反応をも
巻き起こしてられるのかなとも…
彼のそんな 潔さだけでなく
温かなパワーをも 感じた。
*
少し話を戻して…
そう こんなマイナーな詩なのに
それが 憧れの彼とともに
動画の中で 舞ってくれるなんて
夢のまた夢 奇跡
想像してみただけで 胸が熱くなった
同時に 感謝の気持ちで いっぱいだった
そして ありがたいことに
本当に 動画にして下さり
彼のこと 私なりに一生懸命 思ってみて
つたないけれど 書かせてもらった詩だけに
その動画を初めて拝見した時は
言葉にならず感無量だった…
私の脳裏の中に 何度も思い描いた彼が
まさか…あの彼が
本当に その詩の中にいて下さるなんて と
まだ起きていることが 把握できず
けど 1 コマ 1 コマ流れていくうちに
思いがパンパンになって来て
涙で 最後の方が にじんでしまって
ぼやけながら見ていた。
一人で黙々と
練習風景のシーン
普段は めったに見れない
彼の素顔の 横顔
闘ってくれている
挑戦してくれている
華麗に舞ってくれている…
そして最後は 綺麗に
彼の歩んできた道に 栄誉の花を
満開の花を咲かせて下さっている
何度か 動画を見ているうちに
少し冷静に 見ることができて
そうすると…
あっ、これはきっと あの時の演技の時のだと
素人知識の私ながら
いくつか 気づくことができたので
それを動画のシーンの順に 並べさせて貰いました。
つたない気づきですので
またこれも
思い違いがあれば申し訳ありません
この先も お付き合いくださる方は
目を通して下さるとありがたいです
それでは動画シーンの順に
私が 気づかせて頂いたことを…
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