とりとめのないこと
私はどこに向かいたいのかな。本当にやりたいことってなんなのかな。そういうことを考える日がある。
たまに、私だけがこんなことを考えているんじゃないかって思う。街ゆく人たちは、みんなある程度満足そうだ。周りから見える私はどんな顔をしているのかな。それをみてどう思っているのかな。私のことなんて、見えてすらいないのかもしれないな。
でも、ネットの世界に行くと、ある程度は自分と似たような考えがあって、1人ぼっちではないんだと、それがどんなに冷たい言葉で表現されていても、温かみを感じる。冷たいもの同士が触れ合えばあたたかく感じるように。
ネットの人ってどこにいるんだろう。周りにはそんな人いないのにね。不思議。まるで私を写す鏡のようだ。
いつのまにか考えることをやめていた。振り返ると、今日も満足そうな人たちが歩いている。この世界で私は今日も、自分の顔は見えていない。