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【8月号】妄想彼女あみなちゃん!
佐藤亜美菜さんとの思い出を振り返っています。
今まで書いてきたNoteは番組の数だけ声優さんとの思い出があって、点と線を繋げる形で書いてきましたが、この章は『佐藤亜美菜のアミメン!』と、後日談だけで構成しています。
全文、有料公開の予定でしたが、第12回 2016年06年20日放送分。
すべてのA&Gリスナーに向けたメール講座が、ラジオ投稿に必要なことが凝縮された素晴らしい講座だったので、メール講座までを無料公開することにしました。
佐藤亜美菜のアミメン!
佐藤亜美菜さんについてご説明します。
元AKB48のメンバーで、第一回の選抜総選挙では8位の元トップアイドルです。その後、アイドルから声優に転身し『アイドルマスターシンデレラガールズ』の人気キャラクター橘ありすに抜擢!
この辺が王道な亜美菜ちゃんの説明ですね。
パーソナリティを務めたラジオ番組はパーソナリティが週替りの『AKB48のオールナイトニッポン【ニッポン放送】』(2010年4月10日 - 2019年3月28日)や『リッスン? 〜Live 4 Life〜【文化放送】』(2009年10月5日 - 2015年6月25日)で、AKB48のラジオ担当として活躍し、ソロパーソナリティとしては冠番組『佐藤亜美菜の「この世に小文字はいりません!」【ラジオ日本】』(2011年4月5日 - 2016年3月29日)通称・よにこものパーソナリティとして人気を博していました。
私は雑誌のラジオ特集でよにこもの存在は知っていましたが、radikoプレミアムがエリアフリーを始める前でしたし、聴き始めた時期が遅かったので投稿はしておらず、ポッドキャストでたま聞く番組でした。
箱推しである大沢事務所に所属しているし、いつかお近づきになりたいと思っていたら、スタッフと放送局は変わりましたが、ラジオ日本からお引越しするように、私のホームグラウンド文化放送で『佐藤亜美菜のアミメン【超!A&G+】』(2016年4月5日 - 2021年12月13日)が始まりました。
亜美菜ちゃんが敬愛する文化放送のアナウンサーK太郎さんへのリスペクトを込めて、レコメンからアミメンと名付けられました。
第1回を終えての佐藤亜美菜さんからのコメントです! pic.twitter.com/rk7S1oPPUk
— 佐藤亜美菜のアミメン! (@amimen_agqr) April 5, 2016
作家は『花澤香菜のひとりでできるかな?【文化放送】』(2008年1月9日-)で全幅の信頼を寄せている坂本尚文さん。はじめからフルスロットルでお便りを送りました。
第2回の亜美菜ちゃんのNGを探る『亜美菜のNG』コーナーで初採用。
ラジオネーム スミノリ
今、どんな下着を履いているのか、事細かに伝えて下さい。
それから毎週投稿しましたが、3ヶ月近く一通も採用されませんでした。
一通目は下着の色を聞くというオーソドックスな変態メールを送りましたが、ほかは攻めたメールを送っていたわけでなく、ふつうのメールを送っていたのに、不採用。
2016年の時点で、私はそれなりにメールを書く腕を持っていましたから、不採用が不思議でした。後に亜美菜ちゃんは「アミメンをはじめた頃は、普通のアニラジにしたくなかった」と言っていたので、ふつうのメールを送っていた自分はボツにされていたのだと思います。
収録後のお写真です!トマトの種を植えました!#amimen #agqr pic.twitter.com/fP1dkSgXhT
— 佐藤亜美菜のアミメン! (@amimen_agqr) April 19, 2016
第1回 亜美菜の会は、ゲストをお迎えしての『リッツの会』でした!ホーム桃太郎EXもすくすくと育っております〜!#amimen #agqr pic.twitter.com/nEBEheXEoe
— 佐藤亜美菜のアミメン! (@amimen_agqr) April 25, 2016
この時期のアミメンは苦手なトマトを栽培したり、文化放送で働く人をゲストで呼んでリッツパーティーをしたり、ベテランパーソナリティがラジオどっとあいをやっているような、企画とパーソナリティの実力が均等ではないチグハグ感がありました。
メール講座
番組開始から3ヶ月が経とうとしていた、第11回 2016年06月13日放送分。
オープニングトークで『アミメンに送られてくるメールはつまらない』と、リスナーへの不満が爆発しました。メールを読んでは、メールの内容と送ってきたリスナーに苦言を呈し、ボツメールをわざわざ紹介して一喝。
「自分のファンは適応能力がない」「たくさん届いたメールで使えるものがなかった」とストレートな悪口まで飛び出す始末。
第11回目の放送ありがとうございました!佐藤亜美菜先生からのお言葉です!
— 佐藤亜美菜のアミメン! (@amimen_agqr) June 13, 2016
そして、スタンバイしていた土…#amimen #agqr pic.twitter.com/JkXQOH7UrY
触るものみな傷つけるギザギザハートの子守唄を地で行く30分で番組は終わりました。
第12回 2016年06月20日放送分。
オープニングトークで、軽く先週の読んだお便りの内容や実況のコメントに対し不満を述べた後、白衣に着替えて【面白いメールとは?】について講義が始まりました。
第12回目の放送ありがとうございました!佐藤亜美菜先生からのコメントです!#amimen #agqr pic.twitter.com/935yCtOrRk
— 佐藤亜美菜のアミメン! (@amimen_agqr) June 20, 2016
只今より、アミメン及びたまたまこの番組を聞いたA&Gリスナーに向けたメール講座を開講したいと思います。私、講師の大沢事務所 佐藤亜美菜です
台本
近頃のA&Gリスナーのメールの定型化。
パーソナリティをいじる、楽しませるという気持ちの欠如。
このままではパーソナリティが育たない土壌が出来てしまう。
この番組のトマトのコーナーのように、枯れたら何度でも植え直せばいいなんて言ってられないんです。そんなことをしていると、どんどん何とは言えませんが下がっていきます。
そこでこの番組のリスナーさんが、このアミメンはもちろん。他の番組にふつおたを送っても、採用され、そして楽しいメール投稿ライフを送って貰えるように、この企画をすることになりました。
亜美菜ちゃんの不満を汲み取ったうえで書かれた、坂本さんのリスナーへの不平不満が詰まったメール講座の台本は、亜美菜ちゃんの言葉も含めて、一字一句、文字起こしをしたいレベルに完成度が高かったです。
ここでは要点を抑えながら紹介していきます。
採用されないメールのパターン
1 僕の誕生日をお祝いしてくださいメッセージ。
毎週誰かのお誕生日をお祝いしていたらキリがありません。
2 ツイッターとメールは別物。
Twitterの投稿は自己満足でいいけど、ラジオのメールは違う。
メールで自己満足をぶつけていないか?ラジオはみんなで作るものです。
採用されたリスナーに嫉妬心を抱き、リスナー同士が争うのはよくない。
読まれなくても、採用された相手を尊重する心が大事。
リスナー同士、切磋琢磨して、相乗効果を生み出していこう。
3 ◯◯◯への出演 おめでとうございます。アフレコ現場のエピソードを教えて下さい。
この手のメールは死ぬほど届く、分母が大きいとみんな書いてくる。
同じ内容なのでボツにされたリスナーから、クレームが届く。私は送ってもらったリスナーさんの名前だけでも紹介はやりたくない。
4 不必要な質問でしめる
例題メール
最近、思いつきで近所で遊んでいた子供に、「ぼくは未来からやってきた君だよ」と語りかける遊びをやっていてみたのですが、最近の子供が塩対応過ぎて、わずか2回で辞めてしまいました。
今度は捨て垢を作って、友達に「届いていますか? 私は未来のあなたです」という遊びをしようと思います。ところで亜美菜さんは公園の遊具では何が好きですか?
質問で閉めちゃうと、前半をふわっと触れて質問にいかないといけない。
疑問形で終わるのがすべてじゃない。
エピソード系のメールはたくさん送ってきてくれますが、
エピソード系では明らかな嘘だろうというメールがあります。
これはダメです。ただ嘘と話を盛る、全く別の話です。ちょっと盛るくらいならOKです。ラジオはエンターテイメントなので、パーソナリティもちょい盛りをしながら、お届けてしています。
他には、句読点がおかしい。メールが長過ぎる、その癖「長文になりました」がの一文が付いている。自覚があるなら、どこか削りなさい。ふつおたは書き終わったら、添削する。
ラジオネームが放送自粛用語など。
えー最後にこの流れで、ふつおたを読んでいきます!
このあと、ふつおたで先週分の感想を読んで散々こき下ろした後、リスナーはどんな佐藤亜美菜像を求めているのかアンケートを募集しました。
1 プライベートの話をたくさんする佐藤亜美菜。
2 言葉の鈍器で殴る佐藤亜美菜。
3 番組の企画の上でアイドルのように振る舞う佐藤亜美菜。
4 共演者と楽しくお喋りをする百合営業をする佐藤亜美菜。
私は常々【お便りにいちばん大事なのは個性だと、リスナーは自分にしか書けない面白いお便りを送る努力をすべきだ!】と言っていましたから、自分と同じ主張をする、アミメン及び佐藤亜美菜さんのことがメール講座で大好きになりました。
第13回 2016年06月27日放送分。
反省会(今までつまらないメールを送ってきたことをリスナーは反省しろの反省です)
第13回目の放送ありがとうございました!佐藤亜美菜さんからのコメントです!#amimen #agqr pic.twitter.com/wPfiJLoluK
— 佐藤亜美菜のアミメン! (@amimen_agqr) June 27, 2016
感想メールや募集したアンケートを読んでは、内容にケチをつけて添削するなど、まだまだ内なる怒りを抑えずに放送。
それなりに腕が立つ当時のA&Gリスナーがコテンパンにされていました。
のべ3週に渡ってメール講座が行われ、ここからアミメンはA&Gリスナーと切磋琢磨して、番組がより良い方向に行くと思いきや・・・
2016年7月4日放送分で、13回までの放送をなかったことにしました。
第1回を終えての佐藤亜美菜さんからのコメントです!#amimen #agqr pic.twitter.com/Rrk53n34pf
— 佐藤亜美菜のアミメン! (@amimen_agqr) July 4, 2016
新番組という設定で番組は進行。以降、この13回をアミメンで思い出そうとすると、亜美菜ちゃんは頭痛がするようになりました。
ここからアミメンの面白さは加速し、私もリスナーとして採用を重ねていくのですが、自分の恥部をさらしているのでこの先は有料でお願いします。
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