【体験談】英語の学習が劇的に楽しくなったタイミング
イマージョン英語学習を始めたものの…
あまりに長期的すぎる!
成長できるか不安はつのるばかり…
もっと気楽に学べないものなの?
たしかに学習を100日つづけたくらいじゃ英語は習得できないし、なかなか成長を実感できない日々…。
そんな中、イマージョンをはじめて401日目(学習約2110時間)で英語学習がゲームをするかのように楽しくなりました。
きっかけはおそらく、今まで難しかったシャドーイングができるようになったからだと考えられます。
「ここまでくれば英語学習がラクになる!」という根拠の一例として、シャドーイングで英語学習が楽しくなった理由などを以下にまとめます。
・楽しさの要因はシャドーイング
学習392日時点(約2077時間)では、残念ながら「動画視聴によるリスニングは100%娯楽にはなっていない」ことが判明していました。
(→くわしくは390〜392日目の所感にて)
それがシャドーイングのスムーズさが増したことで、英語コンテンツに対するストレスがかなり減りました。
シャドーイングができるようになると英語が楽しくなる理由はつぎの通りです。
話すことそのものを楽しめるから
見聞きする以上に充実感があるから
内容をより理解できるから
動画の世界に入りこめるから
理由1:話すことそのものを楽しめるから
つまり「まるで英語を話せるようになったような感覚を楽しめる」ということです。
これまでの英語学習のほとんどがリスニングによるものでした。
それも一日中ずっと英語を聞いたので、どんなに面白いコンテンツでもしだいにつらくなってきます…。
今までスピーキングをせずに耐えてきた分、英語のセリフを発する楽しさがきわだっているように感じます。
インプットを頑張れば頑張るほど、この実感は大きくなるのではないでしょうか。
理由2:見聞きする以上に充実感があるから
これはシャドーイングにより「しっかり勉強した〜!」という1日の満足度が高まったという話です。
要因はおそらくリスニング学習以上に集中してるからでしょう。
どんなに動画コンテンツに集中しても、「見る・聞く」は受動的な行動です。
それに比べ「書く・話す」という能動的な行動の方が人は集中しています。
たとえば「学校で校長先生の話を聞く(受動)」より、「校長先生に対して自分がスピーチする(能動)」ことの方がよっぽど集中できるはずです。
英語コンテンツの音声を聞きのがしたり、英語字幕を見のがしてしまうとシャドーイングはできません。
話すためにより集中し、それが学習に対する満足感につながったわけです。
理由3:より会話内容がわかるから
上記の「理由2」のように英単語1つ1つに集中したことで、動画の内容がリスニング時より理解しやすくなりました。
たとえば次の動画の[4:47:25]以降のシーンでは、ビジュー(配信者)が「犬に関する話題」で何か言いあっています。
何を疑った?
どうして逮捕した?
何でそんなになげいている?
これらの内容は画面を見なくても100%理解が可能です。
リスニング中では聞きのがしていた言葉も、シャドーイングによりしっかり言葉を拾うことで、今まで以上にコンテンツの内容を楽しめるようになります。
理由4:動画の世界に入りこめるから
これがもっとも大きな理由かもしれません。
上記の「理由3」によって動画の内容がわかるようになり、シャドーイングで動画内の発言をマネする。
それにより自分がその動画の場面にとけこんでいるような感覚を楽しむことができました。
たとえば以下の動画の[1:36:50]あたりのシーン。
配信者であるビジューが喜びでテンションが爆発していますw
同じ場面をシャドーイングしていると、まるで自分のことのように嬉しくなってくるので不思議です。
動画内のシーンを演じる楽しさというよりは、「より感情移入できて楽しい」という感覚がちかいかもしれません。
ーーー
以上のようにシャドーイングを楽しむためには、自分の価値観にあったコンテンツを見つけることが重要だと感じました。
たとえばこの記事で紹介したビジューの動画を私が視聴しようと思ったきっかけは、後日談として今回のイベントの参加が「何にも代えがたいものだった」と言っていたからです。
くわしくは次の「日本語訳つきの切り抜き動画」で確認できます。
熱意のこもった配信は面白い。
そう思ったら本配信をみてみたくなりました。
この件から「自分の中の好き」が見つかるかどうかが重要だということがわかりました。
英語学習に対する努力と同じくらい、自身の価値観とむきあうことが必要だと実感しました。
・シャドーイング練習のデメリット
シャドーイングはスピーキングの練習になるし、学習も楽しくなる。
ただ次のようなマイナス面も実感しました。
強い疲労感
自己流によるクセがつく
音声を聞くだけでなく、より正確に発声をマネしようとするとそりゃ神経もつかうというものです。
シャドーイングを1時間以上やったときはノドが切れたんじゃないかという程の痛みが生じたり…。
また、英語のインプットが不十分だったり、英語独自の口の動きを知らずにシャドーイングをするとまちがった英語の発音がしみついてしまうかもしれません。
その後のリスニングとスピーキングの両方に悪影響をおよぼす可能性があるため、自身の声を録音するなど正しく発音できているかどうかのチェックはかかさず行うべきでしょう。
・実践が可能になるまでの流れ
そもそもこのシャドーイングが難しい…。
リスニング診断で上級者になったところで、私の話す能力は0でした。
「聞きとる」と「話す」は別の能力なんだと実感し、アウトプット初日で挫折しそうにもなりました。
めっちゃインプットしたのに!って。
ただあきらめずに次の3つの段階をふんだところ、何とかネイティブの話す速さに口が追いつくようになりました。
まずはリスニング上級に到達
口の動かし方を知る
無意識に口が動くようになるまで練習
くわしくは以下の396〜398日目の所感にまとめてあります。
目次からご参照ください。
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