2言語同時学習のススメ(マレー語&英語編)
みなさんの中で、英会話スクールに通っている方は多いと思います。
この記事では、英会話と他の言語を同時に学んでみたら、いろいろ変化が現れて面白かった体験をお話したいと思います。
実は英語がめちゃくちゃ苦手で、やる気を失っていた頃があります。
そんな時、たまたま多言語を教えている語学学校の体験レッスンが格安で受けられることを知りました。
なんとなく、マレー語の体験レッスン(プライベートレッスン)を受けることにしました。
シンガポールから船で渡れるインドネシア(ビンタン島)で、地球の歩き方の後ろに書いてあった片言のマレー語(インドネシア語)で現地の人に挨拶したところ、かなり仲良くなった経験があったからです。
体験レッスンに行くと、先生はマレーシア出身で、マレー語と英語がペラペラで、日本語はしゃべれない感じでした。
いきなりマレー語のレッスンが始まり、何言っているかわかりませんでした。
とっさに、「Could you speak more slowly, please?」と、なぜか?私は苦手な英語で「ゆっくり話してください」と反応していました。
すると先生は英語で、マレー語の文法や会話を教えてくれました。
「こんなに楽しいレッスンがあっていいのか?」ぐらい楽しかった記憶があります。
この体験レッスンの後、日本人スタッフが私に「マレー語を話して盛り上がっていましたね!でも、間は英語でしゃべってましたよね!英語で教わっているんですか?」と話しかけてきました。
次の瞬間、マレー語の先生が「彼はかなりフレンドリーで、マレー語の基礎はできています。問題ありません。すぐに上手になります!」と流暢な日本語で、日本人スタッフと。
「あれ?先生、日本語ペラペラじゃないですか?」
「はい、少し話せます!」と先生は笑顔で答えました。
よく聞いていみると、他の生徒には日本語で説明しながらマレー語レッスンをしているけど、私がとっさに英語で質問した流れで、英語を用いたマレー語レッスンになった模様、どうもこのケースは私だけらしいです。
それからというもの、先生と教室の中ではマレー語と英語、教室の外では日本語で話すという不思議な環境に恵まれました。
楽しすぎる!って思って、3ヶ月のつもりが、15ヶ月もこの先生についてレッスンしました。
先生はパンを焼いてきてくれたり、お菓子を作ってきてくれたり、本当素晴らしい方でした。
13ヶ月目の頃、マレー語の先生のおかげで英会話のやる気が復活したので、英会話スクールにの入校。
この時点で、マレー語と英会話のWスクール。
早朝、マレー語を2レッスン受けた後、電車で15分ぐらいの英会話スクールに移動。
午前のレッスンだったので、「Halo! Selamat pagi!(ハロー、おはようございます!)」と英会話の先生に笑顔で挨拶しました。
英会話の先生が「?」な顔しています。
「え?何語ですか?」英会話の先生、不思議そうな顔をしています。
「すいません、30分前までマレー語のレッスンをしていて、頭がこんがらっていました(笑)」と冷や汗をかきつつ、二人で大爆笑。
「あなたは1日に2言語を勉強しているのですか?」
「はい、これってめちゃくちゃ面白いですね」
なぜか、英会話もすごい集中力が上がり、先生とのディスカッションも盛り上がりました。
それからというもの、マレー語2コマ→英語2コマ、英語2コマ→マレー語2コマと1日で4コマぐらいレッスンする日々が始まりました。
気がついたら、1言語の勉強より、2言語同時勉強のほうが、脳の回転が上がり、吸収できているようです。
同時に2つの言語を同時に学んでわかったことは、ただ言語が違うだけで、人と人とのコミュニケーション自体は、どの言語も同じなんだってわかりました。
伝えたいこと、話したいことがあって、人とコミュニケーションをとる、ただ、その道具が違うだけ。
コミュニケーションしたいって気持ちがあればどうにかなる。
間違える恥ずかしさよりも、「コミュニケーション」って面白いなって思った瞬間でした。
ぜひ、2言語、3言語同時で学んでみてください。
私は英会話に力尽きて、やけくそって言うんでしょうか?シャレでしょうか?なんとなくマレー語を始めたら、本命の英会話が楽しくなりました。
多言語をやると、頭がインスパイアされる可能性がありますね。
またの機会、マレーシアのクアラルンプールの英会話学校にプチ留学して、学校で英会話をやったあと、放課後は街なかでマレー語ベースに地元の人と交流して面白かったという件についてお話します。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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