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ソーシャルデザインを学ぶの巻。

(すっかりnote離れしていたけど、何となく使い方の方向が見えて来たので、また少しずつ書きたいと思います)

「ソーシャルデザイン」って何だかイケてるワードだし、流行りは抑えておきたいミーハー心(半分冗談)からこの事業に応募した。

元々greenzの存在は鈴木菜央さんを所属していた市民団体で鹿角にお呼びして講座をした事があり(新エネルギー講座という市の再エネ普及の講座)社会にとってとても有意義な事をされている団体だと認識していた。
そのgreenzが、秋田でソーシャルデザインを教えてくれると言うのだから応募せずにはいられない。応募の条件もあり家族の協力がなければ到底通えないのだが、そこは何とかしよー!滅多にないチャンスに私はワクワクし、だけど冷静に考え、結果10人枠に26名の申込があったそうだが、私はラッキーにもその10人の中に入る事が出来た。

2018年9月から月1回秋田市まで通い、五城目の視察研修や、欠席してしまったけど1泊2日の山形研修もありました。

中でも、森道市場の山田高広さんや、道東誘致大作戦の中西さん、神宮寺さん、名塚さん、か志こさん達にお会い出来た事は、この学校に入っていなければお会い出来なかったと思うし、いつかお会い出来たとしてもそれは何年後になるか分からない。尊敬する編集者の方達が推していたその方に会えるチャンスがあって、ソーシャルデザインも学べる最高の学校だと思っていました。

が、いざ自分がそういう方達と同じ様に地域課題を解決したり、解決する方法を考えたり、その時間になった時、私は沼に落ちた。

ソーシャルデザイン、が全く理解出来ていなかった。講師の方のお話しが参考になるはずが、その完璧な仕上がり感に圧倒されたし、だからと言って同じ事もしたくないプライド(同じ事なんて出来る訳ないのに)から考えたソーシャルビジネスプランは、自分のやり方が通用しない事をアドバイザーの小野さんからキツイダメ出しによって思い知らされた。そして深く深く思考の沼に落ちて行った。

思い付いたら壁打ちの様に誰かに聞いてもらって、そしてアップデートしていけばいい。

その言葉通り壁打ちの如く、小野さんに何度も相談すれば良かったのかもしれないが、ダメ出しのダメージが強過ぎて、正直ノックアウト状態。思考停止状態が続きました。

沼から出たいのに出るのが怖い。辞めたい。

だけど何年振りのこの感覚に「なんか面白い」とどこか客観的に楽しんでる自分がいました。
それは、やった後にどんな世界を見せてくれるか分からないから、こそのワクワクする感覚になるのだと沼からはい出た後で理解出来ました。

この学校の集大成(2年目もあるから中間報告なのだけど)のソーシャルデザインの学校祭が先日行われ、10名のメンバーがソーシャルビジネスプランを発表した。

私は何とか沼からはい出て、ビジネスプランを完成させた。発表の前日に。

もう覚悟は決まっていた。観覧者の皆さんの前でダメ出しをもらおう、そのつもりで行ったのに、脇汗が止まらない位緊張していた。

結果、この学校の名誉校長(見習い)の兼松さんと飛び入り参加のプレゼンマスター武田さんの突っ込みや感想をいただいてプレゼンは終わった。

観覧された皆さんから励ましのお言葉、そして何より小野さんに「良かったですよ!」と言っていただけて、その一言で私は半端ない達成感と幸福感に包まれて、沢山ビールを飲みました。

私のソーシャルデザインはまだ何にもなっていないし、これから2年目のカリキュラムの中で小さいかもしれないけれど、形にして行きたいと思います。
そしていずれは仲間と地域課題の解決に繋がる様、この学びを鹿角にフィードバックしたい。

この学校は2期生の募集もあるそうなので、興味のある方は#秋田ソーシャルデザインの学校 をチェックしてみてください。



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