sumi (ゆきのこまち生産者/百姓)

秋田県鹿角市八幡平の麓に住む米農家の8代目。就農2年目。月の輪熊が右往左往する里山の辺境で農薬をほぼ使わない「田植え以降無農薬あきたこまち」を栽培中。辺境の豊かさを永続的に循環させる為、村ごとデザインしたいと奮闘中。趣味は「日本酒を飲む事」。お米と発酵食品があれば生きていける!

sumi (ゆきのこまち生産者/百姓)

秋田県鹿角市八幡平の麓に住む米農家の8代目。就農2年目。月の輪熊が右往左往する里山の辺境で農薬をほぼ使わない「田植え以降無農薬あきたこまち」を栽培中。辺境の豊かさを永続的に循環させる為、村ごとデザインしたいと奮闘中。趣味は「日本酒を飲む事」。お米と発酵食品があれば生きていける!

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戦争について考えた話し。

文章の出だしって難しいなと思いながら久々にnoteを書いている。 何が書きたいかというとタイトルにある通り、「戦争」についてなのだけど、なぜそれを書きたいのかを説明したいと思う。 私は今年の5月からオンラインサロンで地域編集を学んでいる。 主催はRe:s編集長 藤本智士さん。大好きな編集者さんがオンラインサロンを開催されると知り、ついに来た、待ってました!という思いで入校した。 このスクールは藤本さんが先生で私たちはその話を聴くというスタイルではなく、藤本さんも含め互

    • 農家だけど地域を醸したい。

      米農家の私だけど、ここ数年 年1回はイベントを主催する機会があり、農作業と並行しての開催準備はとても負担で苦しい。 だけど、それを超える度に目に見える景色はどんどん変わり、辺境の里山に暮らす私は世界中を旅しているかのような刺激と達成感と見識が広がっていくのが分かる(見識が広がるなんて自分で言うのはおこがましいけど、お許しください)。 今年は2月に「農業と編集」というトークイベントを開催した。 登壇者のお二人にも大変な気苦労をさせてしまったこのイベントは、私の中で「編

      • 年老いていく実感と祈り

        去年出来ていた事が、今年はスムーズに出来ない。 昨日の事も思い出せない。 なんて良くある事でさほど気にもして無かったし、加齢は1秒毎に進むから、若返りに精を出す事を諦め、せめて現状維持をと願う日々。 体力勝負の無農薬栽培は、除草作業が毎日続いていて、段々と疲れが抜けにくくなってきた。 そんな矢先に父が怪我をした。 退院するまで約3週間はかかるらしい。 その日は疲れていたから夕方の除草作業を母と私は休む事にしていた。いつもなら夏休みの子供達しか家に居ない時間帯に起こった事

        • ソーシャルデザインを学ぶの巻。

          (すっかりnote離れしていたけど、何となく使い方の方向が見えて来たので、また少しずつ書きたいと思います) 「ソーシャルデザイン」って何だかイケてるワードだし、流行りは抑えておきたいミーハー心(半分冗談)からこの事業に応募した。 元々greenzの存在は鈴木菜央さんを所属していた市民団体で鹿角にお呼びして講座をした事があり(新エネルギー講座という市の再エネ普及の講座)社会にとってとても有意義な事をされている団体だと認識していた。 そのgreenzが、秋田でソーシャルデザイ

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        • 農業者
          2本
        • 身体の事
          1本

        記事

          百姓を全力でお薦めします。

          私の住む秋田県鹿角市は食料自給率と電気のエネルギー自給率が共に100%を超える「永続地帯」 である。 十和田八幡平国立公園もあり、温泉郷も3つある。米代川の源流部だから水も美味しい。 そんな人口32000人程の鹿角市。ポテンシャルはめちゃくちゃ高いと自慢したい素晴らしい地域。 経済的には公務員が給与額が1番安定していると言われ、公務員が高額所得者だと。だから親は大抵「公務員を目指しなさい」となる訳です。 どうして自分の仕事に誇りを持って、子供達や周りに薦められないのだろう

          百姓を全力でお薦めします。

          人の「正義」と私の「正義」

          今回の台風の被害は受けなかったものの、これからが台風本番じゃないかな、東北は。 それにしても、昨今の天災の回数、異常、非常。 プラントの中でLEDライト当てて野菜作るとか、土と水と光をコントロールして技術で食べ物を作るとか、広大な田んぼや畑に草や虫に負けない様に操作した種を撒き、それでも生えてくる草や、自然の中で暮らしている虫達を排除する為に農薬を散布する。 人間の身体は80年位しか持たないから、そういうの食べてもいいのかもしれないけど、自然は何も言わないけど、きっと限界

          人の「正義」と私の「正義」

          百姓とタイ古式マッサージ。

          私は去年実家の跡を継ぐ為就農しました。 それまで18年間「タイ古式マッサージ セラピスト」を天職だと思い楽しくお仕事をさせていただいていました。 「タイ古式マッサージ」2500年前にタイ🇹🇭のワットポーというお寺が発祥とされている「二人でやるヨガ」または「世界一気持ちいいマッサージ」と言われているマッサージです。 タイ古式マッサージを仕事にしようと思ったのはエステティシャンとして働いていた頃、売上重視のサロンにいるのがしんどくて、でもキレイになるお手伝いをする事はとて

          百姓とタイ古式マッサージ。

          初note。【】\_(・ω・`)ココ重要!

          初めまして、百姓の坂本寿美子と申します。 秋田県鹿角市という青森県、岩手県に近い場所に生まれ、現在も住んでいます。 百姓になって2年目。現在44歳。体力的にはまだ衰えを感じませんが、シミは消えません。 やりたい事をしていると、それ以上にやらなければいけない事が多く、それらを日々クリアして行くパワーの消費が激しいので、もっと若い内に就農しておけば良かったと後悔しながら農作業に勤しむ毎日です。 最近 秋田・ソーシャルデザインの学校というgreenz主催のソーシャルデザインを

          初note。【】\_(・ω・`)ココ重要!