実は自分ことが好きで、人生を楽しんでいた？(20歳後半の日記より)

大学時代アメリカに住んでいた時に、私は寮生活をしていて、2ヶ月に一回くらいの頻度で週末に両親のいる自宅に帰っていました。

帰る時は一時間に一本しか来ない、Amtrak(アムトラック)という長距離電車に２時間位乗るのですが、
その電車の中で書いた日記が

「あれ！？二十歳後半の私ってこんなにポジティブだったっけ？？」

と思うような内容だったので残しておこうと思いました。
前もそんな前向きな部分は書いたと思うのですが、

恋愛に対しては、本当にあまりにもネガティブで苦しかったので、人生に対しては割とポジティブな私だったんだ
ということを忘れていました。笑

ちなみに、初めての彼と別れてから5ヶ月位経ったときの日記(同日)です。

Amtrak、もう間に合わなくて乗れないかと思った。
タクシー全然来ないんだもん。

でもいつも焦っていると必ずギリギリでも来るから、
今日も大丈夫かな、って思っていたら
タクシーは来なかったけど、グッドタイミングで
友人の車が通りかかって、乗せてもらえたの。

私ってやっぱりツイてるんだよね。
これってすごい運だと思う。

だけど本当に来てくれて良かった。

すっごく感謝だよ。ありがとう。
神様ありがとう。

アメリカはどうしてこんなに私の心を和ませてくれるの？
この緑が多くてきれいな景色、
アメリカ人はとても暖かくてフレンドリーで、
いつも私の心に優しさをくれる。
いつも生きている喜びを感じられる。
アメリカ、大好き。

私はどちらかというと、
自分の人生を楽しく生きている方だと思う。

自分で楽しいこと、見つけていると思う。

私が生きていること自体に興味がある。

私が体験すること、思うこと、感じること、
全てが生きている喜びになる。

イヤなことも辛い事もいっぱいあるけど、
そういうことがあるからもっと
他のことが楽しめるんだと思う。

私のなんでも"やってみたい"と思う気持ちが好き。

大好きな人を想う気持ちがすき。

涙を流すときの優しい気持ちが好き。

私は二十歳。
子供に見えて、もう大人なんだ、本当は…

こうやって、友達に愛されて、周りの人に愛されて、生きていくことって幸せだよね。

アムトラックに乗りながら、流れる景色を見ながら色々なことを考える。
こうしている時間がとても好き。

人って本当に様々。
好きな事もそれぞれ違う。
だからといって気の合う人とだけ接するんじゃなくて、
たまには違うことを考える人とも話して、
それでお互いを受け入れられるのがいいよね。

そうやって多くの人の考え方、感じ方を知って、
受け入れながら生きて行くことも
大切なことの一つだと思う。

色々な自分になってみたい。
自分が好きだと思う女性のタイプの
全ての自分になれたら楽しいのにな…

大人っぽかったり、かわいかったり、色っぽかったり…

今の私にはないタイプの女性にもなれたら面白いよね。

映画のようなステキなストーリーになるような
恋愛がしたい。

自分の感情を思い切り出せる人間になりたい。
愛する人にいつも愛してるって言いたい。
エネルギーに満ち溢れた生き方をしたい。

家族をとても大切にするアメリカが好き。
"I love you"っていつも言いたい。
ハグをし合える家族にあこがれる。
なかなか言えないけど、みんな愛してる。大好き。
いつになっても変わらずに
ずっと愛してくれるのは家族だけだもん。

当時は自分のことが分からなくて、大人にもなれずに悩んでいたはずなのに、私が自分のことを割と好きだったんだということにびっくりしました。

それから、今思うと私は、昔から色々と考えることを楽しんでいたんですね。

なので、恋愛も、もしかしたら
ずっと色々と悩んだり、考えたりしたくて、
悲劇のヒロインになっていたかったのかも知れないな…と。
なんだかそんな気もしてきました。

でも、今はもう
悲劇のヒロインになるつもりはありません。笑

(音声はstand.fmで）

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