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盲導犬の健気さに涙が溢れる

わたしは動物が大好きです。

どんな動物も
可愛くて 愛おしい♡

子供の頃から犬を飼っていたので
気持ちも敏感に感じ取れる気がしています。

きっとどんな動物でも
言葉が話せなかったとしても

生き物として
それは同じなのだと思っています。


そして…

今回こんな記事に出逢い
なんとも言えない気持ちになりました。

盲導犬。

目が不自由な方にとっては
大切な大切な相棒です。

私はいつも、盲導犬を見る度に
しっかりと忠実にご主人を守る
健気さに 愛に

がんばってるね、えらいね、と
めちゃめちゃに褒めて可愛がりたくなるのですが
その気持ちを抑えながら
ちょっと切ない気持ちになったりもするのです。

犬は本来、可愛がられるのが大好き。

ラブラドールやゴールデンレトリバーは
特に人懐っこくて
愛情深くて
見るからに愛そのもの。

だから本当は
外で出会う色々な人に愛情を振りまいて
沢山構ってもらいたいのだろうなぁ、と

それを我慢する気持ちもあるのだろうな、と思うと
胸がキュッと苦しくなってしまうのです。

お仕事中の盲導犬は
ご主人の命を守るために集中しているので
やたらとみつめたり
声をかけたりしてはいけません。

恐らく家にいても
ご主人と一緒にいる限りは
危険に晒されないように
24時間いつも気を張っているのでしょう。

ご主人を守るのが使命であり
守れることに
喜びも感じているのかもしれません。
そういう犬種です。

愛情も
もらっているとは思いますし
信頼関係も築けて
生き甲斐も感じていて
しあわせだとも思います。

でも…
こんなことを思ってしまったりもするのです。

本当はもっと自由に生きたいよね、

もっともっと沢山甘えたいよね、と。


だからこの記事を読んだときには
なんだか涙が止まりませんでした…。

盲導犬がケアのために行った動物病院で
補助器具を外された途端に

仕事から解放され
喜んで走り回り

獣医師さんたちに 無邪気にじゃれついて
愛を振りまいている。

やっぱりこれが本来の姿なんだよね…。
本当はもっとこう在りたいんだよね、
きっと。


それに盲導犬は老犬になり
引退することになると

信頼関係を築いてきたご主人とは
最期まで一緒には居られずに
お別れしなければならないのです。

引退後に引き取ってくれるご家庭や施設でも
沢山愛情をもらってしあわせに過ごせているとは思いますが

本当は主人が何度も変わるというのは
犬にとっても好ましくはないはずです。

またパピーウォーカー(盲導犬になるまで育ててくれる家庭)のもとに
戻れるのなら幸せなことだと思うのですが、
戻れる盲導犬は多くはありません。

だから、考えさせられてしまうのです。

盲導犬って、本当に必要なのかな、って。

確かに目が不自由な方にとって助けは必須。
それも充分に理解しています。

でも、自分の意志で働けて報酬もらえる
人間ではダメですか?

人間だと難しい部分、
犬だからこそ出来ることもあるかもしれないので
何とも言い難いですが…

生まれる前から盲導犬として生きることを
使命としてきているのだとしたら
それでいいのです。

ありがたく
感謝と敬意を持って受け止めたい。

それは他の動物(家畜など)も同じこと。

そう在ること
そう生きることが本当のしあわせならいいのです。

だけど、もしそうでないとするなら…

人間の都合だけで
動物の自由を奪ってしまっていいのかな。


人間だって、自分より人の為に生きることを
がんばっている人もいます。

でも、それが本当のしあわせだと感じているのなら
それでいいと思うのですが

もし我慢しているのだとしたら…


わたしはただ単純に

誰もが すべての生き物が
本来あるべき姿で 望む姿で

幸せに生きられる世界であって欲しいな、と
願うのです。


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