ずっと太っている自分。
私はずっと太っている。
身長154cm体重56kgで身長が低い小太りな女だ。
だけど、正直に言うと自分では太っていると思ったことがない。
もちろん、痩せているとも思ったことはないが、自分は人より少しぽっちゃりしているだけだとずっと思っていた。
ずっと痩せたことがないので、人から(特に男の人)にモテた試しはない。
合コンに行っても連絡先は聞かれず、優しくしてもらえても大抵同じようなポッチャリとした男の人にしか相手にされなかった。
合コンでずっと覚えていることがある。
メンバーを飲み物の種類に例えてみよういうゲームがあった。
私の友達はコーヒーや紅茶、オレンジジュースとか連想されていた。
最後に残った私は、ほうじ茶だった。
あの時私は愕然としたが、それでも自分はぽっちゃりとした例えていうなら日テレの水卜アナウンサーみたいに可愛いと思っていた。
私にはなぜか自信があった。
今、思うと死ぬほど恥ずかしい。
そんな私も痩せたいという願望は常にある。
ユニクロで試着したウエスト63cmのスキニージーンズが太ももで止まった時や
しまむらで買ったMサイズの下着が太ももにくいこんで血が止まりそうになった時に
死ぬほど痩せたいと思う。
そんなぽっちゃり系だと思っていた自分は、
35歳になり結婚&出産&子育てをして、
ダイエットが成功しない言い訳を山ほどストックするようになった。
結婚式前は、仕事の引き継ぎで忙しいからダイエットが成功しない。
妊娠中は、激しい運動ができないからダイエットができない。
出産後は、子育てに忙しいからダイエットが成功しない。
今は、コロナウィルスで外出できないから、ダイエットができない。
言い訳ならいくらでも見つけられる自信がある。
そんな、思い込みの激しい言い訳デブな私が、自分はデブなんだと気づけたきっかけが2つある。
私のように思い込みで自分はぽっちゃりだという人にぜひ試して欲しい。
まずは1つ目は、鏡を見ることを死ぬほど増やしたこと。
念願のマイホームに引っ越して、いろんな場所に鏡を見れるようにした。
玄関に姿見、洗面所、お風呂場、前に住んでいたアパートよりも、大きい鏡ばかりで嫌でも自分の姿がくっきりうつっていた。
特に、お風呂場と玄関は自分のリアルな体型が目に焼き付いてはなれない。
自分はこんなに足が短くと像のようなお尻をしていると理解できた。
それから、2つ目はテキーラ村上の『痩せない豚は幻想を捨てろ』を読んだこと。
これは、みんな読んだほうがいい。
太っていると気持ちもなぁなぁになってきて、
人よりも食べてないと思っていたけど、テキ村さんの本を読むと自分が普通の人以上に太っている&豚だと実感できる。
何度も読むことで暗示効果もありそうな本だ。
テキ村さんの影響で、プロテイン 生活を始めている。
自分はまだ太っている。
始めて1週間だから、これっぽっちも痩せていない。
そんなの当たり前だ。すぐになんて痩せるはずはない。
道のりはまだ長いが、気がついたことが私にとって大きな成果だと思う。
こんな成果を出し続けられたらきっとダイエットは成功する。