アースデイ2021
(2021年4月22日の記事)
2007年。私たちが会社を作った年。
この年に、「不都合な真実」という映画を知りました。
この映画は「気候変動」にフォーカスしたストーリーでした。
その後多くの専門家の方のご指導をいただく過程で、
「今抱えている課題や未来に想定される様々な問題をちゃんと理解するには、気候変動に限らず、もう少し広い視野が必要だ」
と感じました。
これをきっかけに私たちは「理想的な循環型社会」のモデルをプレゼンシートにまとめ、社会に対して影響力のある大企業を中心に、プレゼンしました。
しかしこの頃はまだ
「どこかにそんなこと言ってる人がいるよね」
「自分たちがやらなくてもの」という空気が漂っていて、真剣に取り上げてくださる企業はありませんでした。
今ではそんな環境も大きく変化しました。
6年前には「不都合な真実」の続編も公開されました。「気候変動」という課題も地球レベルで議論され、身近な課題としてメディアにも取り上げられるようになりました。
課題解決のための技術も急速に進化し、14年前に描いた内容も夢物語ではなくリアルにイメージとして捉えることができる環境が整ってきました。
2021年4月22日。今日はアースデイ。
各地で様々なイベントが行われたようです。
「地球環境負荷」といえば、私が長年関わっているアパレル産業が、環境負荷が非常に大きい産業と指摘され、国際的な課題となっている今、私自身が「今何ができるか?」について真剣に考える日々を送っています。
そして未来を生きる若い世代のためにも、今できることを真剣に発信する必要があると感じています。
このアースデイを機に、100年先の未来について、地球環境やアパレル産業のあるべき姿などについて、リアルな現場の経験から得た情報を発信していきたいと思っています。
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