令和5年度不登校都道府県別ランキング
文科省より令和5年度の児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査が提示されました。
ちょうど数日前に令和6年版自殺対策白書が閣議決定されたこともあり、関連ある2つの統計が大きく報道される週となりましたね。
そんなことはともかく、R5年度のランキングです。あくまでもランキングですので、ご参考程度に。(いずれも政令指定都市は都道府県に含まれています)
小学校編
上位4件は多少の変化程度でした。
ワーストの沖縄県は変わらず。
R4年との比較で気になるのは愛媛県(15ランクダウンの24位)、和歌山県(13ランクダウンの33位)です。
大きくランキングを上げたのは茨城県(14ランクアップの32位)、群馬県(10ランクアップの15位)でしょうか。
不登校が減ることは良いことなのか?
このランキングに意味が無いのは皆様もご承知の通り、数値上の不登校が減ったことは児童・生徒が無理をしている、無理をさせている可能性も捨てきれず必ずしも喜べません。
逆にランキングが下がった都道府県は、適切に休息が取れているかもしれないし支援が届いていなかった可能性もあり、こちらも数値通りと受け止めることはできません。
また、不登校支援は必ずしも再登校を目指すわけでもありません。
中学校編
こちらも上位4件は多少の変化程度でした。
大きく順位を下げたのは秋田県(10ランクダウンの16位)、青森県(10ランクダウンの29位)ですね。
そして順位を上げたのは佐賀県(10ランクアップの7位)群馬県(10ランクアップの12位)、高知県(11ランクアップの14位)、岐阜県(13ランクアップの20位)、茨城県(17ランクアップの26位)ですね。
小中通じて1位(不登校が少ない)のは福井県でした。
福井県の教育が気になります。
昨年のランキングはこちら
不登校の対応案(あくまでも個人的な感想)
出典
令和5年度の児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査
※画像はDALLE-3で生成
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